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花言葉【ボダイジュ】風水で運気アップ*誕生花とスピリチュアルな伝説について

スピリチュアブレス 

花言葉,ボダイジュ
「ボダイジュ(菩提樹)」は、6月頃になると薄い黄色のよい香りがする花を付ける、中国原産の落葉広葉樹です。

「ボダイジュ」は、12世紀頃に臨済宗の栄西が中国から日本に持ち込み、それ以来日本では寺院などで多くみられるようになりました。

では東南アジア原産で、ギリシャ神話にも伝説が残る「ボダイジュ」が持つ、スピリチュアル的な意味やエピソードなどには、どのようなものがあるのでしょうか?

【ボダイジュ】にまつわるスピリチュアルなお話

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「ボダイジュ」のギリシャ神話における伝説①

「ボダイジュ」に関しては、ギリシャ神話にいくつかの伝説が残されています。

そのひとつは、ゼウスが末っ子のヘルメスと共にボロをまとい、地上に降りたちました。

そして休憩する場所を探して多くの家を訪れたのですが、ふたりを迎え入れてくれたのは、貧しい老夫婦のピレモンとバウキスだけだったのです。

美味しい料理やお酒でゼウスたちをもてなして親切にしてくれたふたりに対し、ゼウスはふたりの願い事は何かと尋ねます。

するとふたりは、一緒に天に召されることが希望ですと答えたのです。

そこで、ゼウスはふたりの最後の日に同じ時刻にふたりが命を終えるようにしたのでした。

妻のバウキスの身体は「ボダイジュ」の葉に、夫のピレモンの身体はオークの葉に覆われはじめ、やがて寄り添うようにそびえたつ2本の木となったのです。

これは幸せな夫婦の象徴として語り継がれました。

「ボダイジュ」のギリシャ神話における伝説②

もうひとつのギリシャ神話の伝説は、精霊のピリュラは神のクロノスとの子を持ちますが、なんと半人半馬の姿をしていたのです。

ピリュラは、その我が子ケイロンの姿を恥じるあまり、神々に自分の姿を変えてくれるように頼んだところ、母であるピリュラは「ボダイジュ」の木となったのでした。

その後ピリュラは、母乳は与えられなくなったものの、たくさんの豊かな智慧を息子に授け、ケイロンは医学、予言、音楽、スポーツなどに優れた立派な若者に育ったのでした。

「ボダイジュ」に関する西洋での伝承

「ボダイジュ」に関する民間伝承が西洋には色々残っています。

① ヨーロッパでは、「ボダイジュ」は雷避けや悪霊、魔女除けとして考えられ、家の周りによく植えられています。

② 「ボダイジュ」はその木の幹に、恋人たちが名前を刻み、愛を誓いあう、忠誠の木であるとされています。

③ 「ボダイジュ」は豊穣を意味する木であり、古代ケルトでは、大地母神に捧げる木とされていました。

④ かつてヨーロッパでは、村の中心に大きな「ボダイジュ」の木が必ず植えられ、それが村のシンボルとなっていました。

そしてその木の下で祝祭や裁判など、大事なイベントが行われるようになっていました。

またその花のよい香りや多く茂った葉の心地よい陰で、よく話し合うことで、罪を犯したものに対しても寛大な判決を言い渡し、「ボダイジュ」を慈悲の象徴とも考えていました。

【ボダイジュ】が誕生花の日

【ボダイジュ】が誕生花です。

  • 7月9日
  • 7月30日
  • 8月23日

【ボダイジュ】を使って運気をアップする方

ここで説明する風水は、「誰でもできるかんたん風水!バグア・チャート風水」
伊庭野れい子著(太玄社)

著者ご本人に解説してもらいます。

「誰でもできるかんたん風水!バグア・チャート風水」伊庭野れい子著,太玄社

(本の解説)
ハワイ在住の風水師クリア・イングレバート氏(『ハワイアン風水』著者)に師事した著者が、バグア・チャートを使った風水を基本からよりわかりやすく、誰でも手軽に自宅で実践できるようにイラスト付きで解説した開運風水本。
花言葉,ボダイジュ

風水で運気UP

風水においては、「ボダイジュ」は、神聖な木とも考えられているのですが、特に金運の効果がある木として知られています。

金運UP

「ボダイジュ」は、どちらかというと臨時収入に効果のある金運アップの力を持っています。

場所はどの方角でもよいという便利な木なので、木を植える場所がない場合は、スマホの待ち受け画面として利用したり、写真や絵をお部屋に飾ってみるのもよいでしょう。

花言葉【ボダイジュ】の意味

「ボダイジュ」は、中国原産のアオイ科の樹木で、その高さは10メートルほどにもなるものがあります。

その花は淡い黄色で、6月頃から咲き始め、とてもよい芳醇な香りを放ちます。

日本へは、12世紀に臨済宗の開祖でもある栄西が持ち込み、仏教寺院にこぞって植えられるようになりました。

「ボダイジュ」は、釈迦がその木の下で悟りを開いたという話が有名ですが、その「ボダイジュ」は、日本に伝わったものとは違い「インドボダイジュ」と呼ばれるものです。

「ボダイジュ」という名前は、インドのサンスクリット語やバーリー語で『悟り』を意味する言葉「ボーディ」を中国語で表すと「菩提」となったことから、「ボダイジュ」となったとされています。

日本などに育っている「ボダイジュ」は、葉がたくさん茂り、枝分かれの多い木です。

「ボダイジュ」の葉は、互い違いについて、周囲がギザギザのハート型をしています。

その花の花弁は5枚で、ひとつの花序に15ほどの花が垂れるように咲き、とてもよい香りを放ちます。

「ボダイジュ」の花の粉末や煎じ液は、痙攣を静めたり、鎮静効果があるとされています。

また「ボダイジュ」の精油は、あまり抽出できないので高価ではありますが、その香りの高さに癒し効果があるとされています。

「ボダイジュ」の主な花言葉は

  • 夫婦愛
  • 結婚

これらの花言葉は、ギリシャ神話の「ボダイジュ」にまつわる伝説から付けられたものです。

ご夫婦の結婚記念日に、「ボダイジュ」の鉢植えや精油にこの花言葉を添えてプレゼントするのも素敵ですね。

花言葉【ボダイジュ】の基本情報

“【ボダイジュ】の基本情報”
科 属 アオイ科 シナノキ属
原産地 中国
品種 約30種
開花時期 6月~7月
英語和名 ・Linden(リンデン)、 Lime(ライム)
・ボダイジュ(菩提樹)

まとめ

「ボダイジュ」は、12世紀頃に日本に中国から渡来したものですが、有名な釈迦がその木の下で悟りを開いたとされる「ボダイジュ」とは種類が違います。「ボダイジュ」にはギリシャ神話にまつわる伝説が、花言葉に使われています。

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掲載元:花言葉【ボダイジュ】風水で運気アップ*誕生花とスピリチュアルな伝説について
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