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【ハワイ】スピリチュアルスポットな島に伝わる不思議なお話

スピリチュアブレス 

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世界中の多くの人にとって、一度は訪れてみたい憧れの南の島「ハワイ」には、昔から語り継がれてきた「不思議」な話や出来事が、たくさん存在しています。

そして「ハワイ」に住む人々は、過去から伝わってきたその「不思議」な話や出来事を、今の時代であっても上手に向き合い、決して無視したり、あざけ笑うこともありません。

これらの「ハワイ」の不思議な話や出来事を知ることで、いつか「ハワイ」を訪ねるチャンスがあれば、さらに意味深い旅を体験することができそうですね。

真珠湾(パールハーバー)なのに真珠が採れないという不思議

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オアフ島にある真珠湾は、アメリカ軍の軍事拠点にもなっている場所であり、太平洋戦争中には、日本による真珠湾攻撃によって、アメリカの戦艦「アリゾナ」が撃沈された悲劇の場所となりました。

現在では観光地として多くの人が訪れていますが、不思議なのは「真珠湾」と呼ばれているのに、なぜかまったく真珠貝が生息していないことです。

これについてはハワイに伝わる伝説があります。

大昔のハワイ、その頃今の真珠湾あたりを『カネクアナナ』というモオ(神と崇められていた爬虫類)の女神が見守っていました。

人々が食糧難で苦しんでいた時、『カネクアナナ』はタヒチからこの真珠湾に、たくさんの真珠貝を持ち込んで生息させたのです。

そしてそれを食料とすることで、また宝石の真珠として重宝しながらも、決して採り過ぎないようにして、人々は大切に真珠貝を育てていました。

ある日、非常に飢えに苦しんでいた老婆が、真珠湾の付近で海藻を集めていたのですが、そのときに立派な真珠貝を見つけたのです。

しかしその時は真珠貝の漁が解禁となっていない時期なので、本当は採ってはいけなかったのですが、あまりにも空腹だったのでひとつくらい大丈夫だろうと、その真珠貝を持ち帰ろうとしました。

するとそれを見つけた役人が老婆に「真珠貝を採っていたのではないのか」と問いただしたのですが、老婆はウソをつき否定したのです。

怒った役人は老婆から真珠貝のみならず、その時採取していた海藻も全部取り上げてしまい、さらに家まで彼女を追いかけて、彼女が持っていたわずかなお金も巻き上げてしまいました。

そんな様子を見ていた女神『カネクアナナ』は悲しみ、「あの役人の子孫がすべて死に絶えるときまで、ここに真珠貝は生息できないようにするわ!」と、そのとき真珠湾にあった真珠貝をすべてタヒチに戻してしまったのです。

それから一度も真珠湾では、真珠貝を見かけることがなくなってしまいました。

「チャイナマンズハット」は帽子にあらず

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オアフ島の東海岸、透き通ったカネオヘ湾にある小さいながらも目立つ『モコリイ島』は、通称「チャイナマンズハット」と呼ばれ、観光名所にもなっています。

その名前の由来は、19世紀に中国からハワイへやってきた労働者の多くが、この島のような形をした帽子をかぶっていたことに由来しています。

しかし本来の名前である『モコリイ』とは、古代ハワイの神話より名付けられた名前なのです。

その神話とは、有名なハワイ島の女神ペレの妹であり、フラの女神でもあったヒイアカが、悪事を働いていた巨大なトカゲ(モオ)を退治して、カネオヘ湾に投げ込んだところ、そのしっぽの部分が今の『モコリイ島』になったというのが、本来の謂れなのです。

ちなみにこの島の名前である『モコリイ』は、ハワイ語で「小さなトカゲ」を意味しています。

ハワイ島の不思議な火の玉「アクアレレ」

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ハワイには昔から「アクアレレ」と呼ばれる火の玉を操ることができる、非常にパワフルなカフナと呼ばれる祈祷師たちが住んでいたと言われています。

その「アクアレレ」を操ることができるカフナには、特別なマナ(パワー)が備わっており、中には誰もが立ち向かうことができないほど、強烈なパワーの「アクアレレ」を操ることができるカフナも存在していたのです。

まるでおとぎ話のように聞こえますが、私も実際にハワイの地元の高齢者から、それに似た話を聞かされたことを思い出しました。

彼によれば、かつてハワイのある地域を治めるための話し合いをしていたカフナたちは、折り合いがつかなくなると、手から火の玉を出して投げ合って戦ったというのです。

なんだかドラゴンボールの世界みたいですね。

そんなハワイなのですが、このような不思議な火の玉「アクアレレ」は、なぜか現在でも特にハワイ島で、よく見かけられているのです。

本来、この「アクアレレ」は他人を傷つけたり、権力を誇示するために使うべきものではなく、「空飛ぶ神」とも呼ばれていたのです。

ところがいつしかその「アクアレレ」の使い方が変わってしまい、現在では他人に恨みがある場合、その人に向けて「アクアレレ」を投げると考えられています。

「アクアレレ」は、尻尾のようなものがある火の玉で、主に夜に空を飛び交います。

「アクアレレ」は、ある時には庭に飛んできて落ちたりもしますが、そうするとその家の誰かが死ぬと言われています。

不思議なのは、そのボールのような「アクアレレ」は飛んできて地面に当たるとそこで爆発しますが、火の玉についている尻尾のようなものは壊れることなく、さらに飛び続けるのです。

この「アクアレレ」の災難から逃れるには、ハワイアンソルトを撒いたり、置いたりすることで、浄化の効果があるとされています。

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掲載元:【ハワイ】スピリチュアルスポットな島に伝わる不思議なお話
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