スピリチュアブレス
青紫色のふわふわした花を咲かせる「アゲタラム」は、一見花はアザミに似ており、また葉がシソ科の「霍香(かっこう)」に似ていることから、その和名は「カッコウアザミ」と呼ばれています。
「アゲタラム」は小さい花が集まって咲く夏の花で、日本では戦前から栽培されるようになり、園芸種も増えています。
では花が咲く期間が長いことでも知られる「アゲタラム」が持つ、スピリチュアル的な意味やエピソードなどには、どのようなものがあるのでしょうか?
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【アゲタラム】にまつわるスピリチュアルなお話
「アゲタラム」にまつわるギリシャ神話の伝説
「アゲタラム」は、ギリシャ神話に登場する英雄の「アキレス」にまつわる伝説があります。
アキレスは子供のころ、彼の母がアキレスには不死身になって欲しいと思い、死後の世界に流れる川の水をアキレスにかけました。
そのとき、母はアキレスの踵を持って水をかけていたため、踵だけ水がかからず、彼にとってその部分だけは弱点となってしまっていました。
そんなアキレスは英雄として有名ではありますが、トロイア戦争のとき、トロイアの国の王子パリスに、彼にとっては唯一の弱点である踵を矢で射られて瀕死の状態に陥ります。
そのときアキレスの踵の治療に使われた薬草が「アゲタラム」だったのです。
残念ながらアキレスはその後、この傷がもとで亡くなってしまいました。
「アゲタラム」のスピリチュアル的な意味
西洋では「アゲタラム」はポジティブなエネルギーを出す花とされており、家や庭に平和で幸せなオーラを放つと考えられています。
「アゲタラム」は中国医療やメキシコなどでも、治癒効果がある植物として用いられたり、不安を軽減する力があることから、瞑想や儀式にも用いられてきました。
また「アゲタラム」は、コミュニケーションと自己表現を司る喉のチャクラと関連があるとされており、喉に「アゲタラム」を置くことで、喉のチャクラを開くことができ、自己表現がよくできるようになると言われています。
【アゲタラム】が誕生花の日
【アゲタラム】が誕生花です。
- 3月16日
- 5月10日
- 6月16日
- 7月7日
- 7月15日
- 9月14日
- 10月24日
- 10月29日
【アゲタラム】を使って運気をアップする方
ここで説明する風水は、「誰でもできるかんたん風水!バグア・チャート風水」
伊庭野れい子著(太玄社)
著者ご本人に解説してもらいます。
(本の解説)
ハワイ在住の風水師クリア・イングレバート氏(『ハワイアン風水』著者)に師事した著者が、バグア・チャートを使った風水を基本からよりわかりやすく、誰でも手軽に自宅で実践できるようにイラスト付きで解説した開運風水本。
風水で運気UP
「アゲタラム」は、色々な色がありますが、中でも青紫色のものは社会的地位を上げたり、精神的に安定をもたらすとされ、風水でも用いられます。
評判運気UP
青紫色の「アゲタラム」を南の方角に植えたり、飾ることで社会的な評判を高め、成功へと導いてくれます。
女性の運気UP
青紫色の「アゲタラム」を南西の方角に植えたり、飾ることで女性に開運をもたらしてくれます。
花言葉【アゲタラム】の意味
「アゲタラム」は、メキシコや中南米が原産の耐寒性のある多年草ですが、日本で育っているものは一年草です。
日本では園芸目的で明治中期頃に持ち込まれたものが、沖縄などで帰化して育っています。
「アゲタラム」は5月から11月に花が咲き、初夏から晩秋まで比較的長く楽しめます。
ひとつの茎から枝分かれをし、たくさんの花を咲かせますが、花のひとつひとつは1センチほどの小さいものです。
「アゲタラム」はギリシャ語で『不老』を意味しますが、これは長い間花を咲かせることが由来です。
「アゲタラム」の英語名「Floss Flower」で、Flossは綿毛を意味します。その花が綿毛のように、ふわふわして見えることから付けられています。
「アゲタラム」は、こんもりと咲き、育てやすいことから花壇での寄せ植えにもよく使われ、また背の高い品種のものは生花としても人気があります。
また「アゲタラム」は、長く咲くだけでなく色も褪せにくいので、ドライフラワーとしても用いられることが多いです。
「アゲタラム」には青紫のほかに、白、赤紫、ピンクなどもあります。
「アゲタラム」の主な花言葉は
- 信頼
- 安泰
これらの花言葉は、「アゲタラム」の花が丈夫で、長く咲いていることに由来しています。
信頼のおける友人や同僚へのプレゼントとして、この花言葉を添えて贈りましょう。
青紫色の「アゲタラム」の花言葉
- 名誉
この花言葉は、紫系の色は高貴な身分を表すものであることから、付けられた花言葉です。
白色の「アゲタラム」の花言葉
- 幸せを得る
この花言葉は、「アゲタラム」の花にはふわふわとした綿毛があり、それが幸せな雰囲気を醸し出していることから付けられています。
ピンク色の「アゲタラム」の花言葉
- 安泰
この花言葉は「アゲタラム」の主な花言葉にあるように、長い期間花を咲かせていることから付けられています。
赤紫色の「アゲタラム」の花言葉
- 永遠の美
この花言葉も、花を咲かせる期間が長く、その美しさを長く楽しめることから付けられています。
美人のお友達や、心の美しい人にこの花言葉を添えて「アゲタラム」をプレゼントしてみましょう。
花言葉【アゲタラム】の基本情報
科 属 | キク科 アゲタラム属 |
原産地 | メキシコ、中南米 |
品種 | 約40種 |
開花時期 | 5月~10月 |
英語和名 | ・Floss Flower(フロスフラワー)、Pussy Foot(プッシー・フット)、Ageratum(アゲラタム) ・アゲタラム、霍香薊(カッコウアザミ) |
まとめ
「アゲタラム」は、ふわふわとした綿毛のような花を咲かせ、初夏から晩秋にかけての長い期間楽しめることに由来する花言葉が多く付けられています。「アゲタラム」は、小さいかわいい花が集まって咲き、色も褪せることがないため、ドライフラワーにも用いられます。
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掲載元:花言葉【アゲタラム】風水で運気アップ*誕生花とスピリチュアルな伝説について
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