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干支の神様『干支守り本尊』あなたを守ってくれる守護神は?

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干支,神様
古来から魔除けや守護の象徴として信仰されてきた、十二支守り本尊をご存じでしょうか。十二支守り本尊とは、その名のとおり、十二支ごとのご本尊。つまり、生まれた干支ごとに、守り本尊が決まっているというわけですね。

今回は、干支守り本尊についてご紹介していきますので、ぜひ、ご自身の守り本尊をお参りする際のご参考にしてみてください。

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【子年:千手観音菩薩】

ねずみ年の守り本尊は、千手観音菩薩です。名前の由来は、手が千本、眼が千個ある観音さまであるところから。これは、「一切衆生を利益し、安楽ならしめる」という誓いを叶えるためには、普通のお姿では威力が発揮されないためです。要は、みんなの願いや求めに応じて手と眼が変化したということ。千の慈眼と千の慈手で、一切の苦悩から解き放ち、すべての願い事を叶えてくれるありがたい仏さまです。

千手観音菩薩の御真言は、「オン バザラ ダラマ キリク ソワカ」。お参りの際には、この御真言、もしくは「南無千手観世音菩薩」と称えましょう。

【丑・寅年:虚空蔵菩薩】

うし年ととら年の守り本尊は、虚空蔵<コクウゾウ>菩薩です。名前の由来は、はかり知れない智慧と徳を備えているところから。もともと虚空蔵というのが、無尽の智慧や財を入れる蔵という意味なのです。お姿は、頭に冠、左手に如意宝珠、右手に与願印というのが特徴。慈悲の心で無限の知恵や福徳、知恵を授けてくださる仏さまなので、とくに記憶力向上、厄除け、病気回復に御利益があります。

虚空蔵菩薩の御真言は、「ノウボウ アキャシャキャラバヤ オンアリキャ マリボリ ソワカ」。お参りの際には、この御真言、もしくは「南無虚空蔵菩薩」と称えましょう。

【卯年:文殊菩薩】

うさぎ年の守り本尊は、文殊菩薩です。「三人寄れば文殊の智慧」ということわざもあるように、文殊菩薩とは、仏さまの悟りの智慧を象徴する菩薩。もともとは、南インドで般若波羅密を説いて般若経を編集した実在の人物だといわれています。お姿は、右手に智剣、左手に経の巻物を持ち、獅子の背に座っているのが特徴。困難を解決する智慧のほか、苦労や災難を断ち切って幸せを招いてくれる仏さまです。

文殊菩薩の御真言は、「オン アラハシャ ノウ」。お参りの際には、この御真言、もしくは「南無文殊菩薩」と称えましょう。

【辰・巳年:普賢菩薩】

たつ年、へび年の守り本尊は、普賢<フゲン>菩薩です。普賢とは、「法体遍満の故によって普といい、諸惑を断じ極聖に近く、諸仏最賢の故によって賢という」というお言葉に由来し、要は、すべての方面において勝れているという意味です。慈悲を象徴した仏さまで、菩薩の中でももっとも賢く、増益と長寿を授けてくれるといわれています。お姿は、合掌した両手と、白象の上の蓮華台に座っているのが特徴。ちなみに、文殊菩薩とは兄弟です。

普賢菩薩の御真言は、「オン サンマヤ サトバン」。お参りの際には、この御真言、もしくは「南無普賢菩薩」と称えましょう。

【午年:勢至菩薩】

うま年の守り本尊は、勢至<セイシ>菩薩です。勢至菩薩は、阿弥陀如来の右脇侍として智慧門を司どる、阿弥陀三尊の一仏。智慧の光ですべてを照らし、苦を取り除くといわれています。お姿は、頭上に宝瓶を載せ、両手で合掌印を結んでいるのが特徴。ご利益は、邪気払いと、進路を開くこと。苦難から救い出し、福徳と長寿を授けてくれるといわれています。

勢至菩薩の御真言は、「オン サンザンザンサク ソワカ」。お参りの際には、この御真言、もしくは「南無勢至菩薩」と称えましょう。

【未・申年:大日如来】

ひつじ年、さる年の守り本尊は、大日如来です。名前の由来は、大日如来の智慧の光が太陽の威力をはるかに上まわることから。真言密教では最高位の仏格である仏さまで、常住不変、宇宙そのものだといわれている智慧と慈悲の象徴です。お姿は、五智の宝冠を載せ、左手の人差指で残りの四指を屈する智挙印を結んでいるのが特徴。すべての厄や苦難を取り除き、福徳と長寿を授けてくれる仏さまです。

大日如来の御真言は、「オン アビラウンケン バサラ ダドバン」。お参りの際には、この御真言、もしくは「南無大日如来」と称えましょう。

【酉年:不動明王】

とり年の守り本尊は、不動明王です。不動明王は大日如来が変化したものだといわれており、その目的は一切の魔を降伏させるため。ですからお姿にも迫力があり、怒りに満ちた眼を見開き、両牙を咬み、右手に剣、左手に縄をもっているのが特徴。このうち剣は魔を切り払うためのものですが、縄は道を誤ろうとするものを縛って救うためのものだといわれています。すべての災難や苦難を取り除き、事故や災いから身を守ってくれる仏さまです。

不動明王の御真言は、「ノウマク サンマンダ バザラダンセンダ マカロシャダ ソワタヤ ウンタラタカンマン」。お参りの際には、この御真言、もしくは「南無不動明王」と称えましょう。

【戌・亥年:阿弥陀如来】

いぬ年、いのしし年の守り本尊は、阿弥陀如来です。はかり知れぬ光明と寿命を備えた仏さまで、悩めるものを救うために四十八願を立てたといわれています。お姿は、左右の掌で法身説法の印を結んでいるのが特徴。無量寿如来ともいわれていて、苦行を積まなくても「南無阿弥陀仏」と称えるだけで極楽往生と来世の果報が得られるとされています。一切の苦難から解放し、福徳長寿を授けてくれる仏さまです。

阿弥陀如来の御真言は、「オン アミリタ テイセイ カラ ウン」。お参りの際には、この御真言、もしくは「南無阿弥陀仏」と称えて極楽往生と来世の果報をいただきましょう。

まとめ

もしもお願いしたいことがご利益になくても、ガッカリすることはありません。守り本尊は、冒頭で述べたように魔除けや守護の象徴。今もしも苦しんでいるのなら、そこから救い出してくれますから、ぜひ心を込めてお参りしましょう。

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