スピリチュアブレス
「チトニア」は、日本名を「メキシコひまわり」と呼ばれていますが、実はひまわりとは異なるのです。その花の姿がひまわりにも似ているものの、実際にはキク科の植物なのです。
「チトニア」は、赤のみでなく、黄色やオレンジ色の花を咲かせるメキシコ付近が原産の植物で、かつてはあのアステカ帝国の国花でもあったとされています。
では明治末年に観賞用として日本に渡来した「チトニア」の、スピリチュアル的な意味やエピソードなどには、どのようなものがあるのでしょうか?
【チトニア】にまつわるスピリチュアルなお話
「チトニア」にまつわるギリシャ神話
「チトニア」という花の名前は、もともとギリシャ神話に登場する若者「ティトニス」の名前にちなんで付けられています。
「ティトニス」はトロイの王様のハンサムな息子ですが、ある日暁の女神である「アウロラ」にひと目惚れされてしまいます。
そしてなんと、強引に彼女の宮殿に囲われてしまったのです。
ある意味女神様に見初められたのですから、果報者だったのかもしれません。
しかし年月が過ぎると「ティトニス」も、しわだらけの老人と化してしまいました。
遂には「アウロラ」に見向きもされず、部屋に閉じ込められたままになった「ティトニス」は、蝉になってしまったのでした。
【チトニア】が誕生花の日
【チトニア】が誕生花です。
- 9月29日
- 10月20日
- 10月21日
【チトニア】を使って運気をアップする方
ここで説明する風水は、「誰でもできるかんたん風水!バグア・チャート風水」
伊庭野れい子著(太玄社)
著者ご本人に解説してもらいます。
(本の解説)
ハワイ在住の風水師クリア・イングレバート氏(『ハワイアン風水』著者)に師事した著者が、バグア・チャートを使った風水を基本からよりわかりやすく、誰でも手軽に自宅で実践できるようにイラスト付きで解説した開運風水本。
風水で運気UP
風水において「チトニア」は、太陽のようなその色が、南向きのエリアのエネルギーを整えるとされています。
家の南側に「チトニア」を飾ることで家を守り、邪悪なものを寄せ付けにくくしてくれるでしょう。
名声・評判運UP
「チトニア」を、バグア・チャート風水を使って、お部屋の入口を入って正面に飾っておくと、名声・評判運をアップしてくれます。
花言葉【チトニア】の意味
「チトニア」は、中央アメリカ原産の1年草で、キク科の植物です。
草丈は大きいものでは2メートルほどにまで成長します。
「チトニア」は茎が長く、また中空なので折れやすく、実際に植えたり、切り花にする場合にも、花が折れて落ちないように支えをする必要があります。
その背丈に対して、花はやや小ぶりで、その花の直系は7センチから12センチ程度です。
しかしひとつの株から120ほどもの花を咲かせることもあります。
「チトニア」の花弁は12~13枚あり、7月から9月頃の暑い時期になると花を咲かせます。
原産地のメキシコでは、「チトニア」の花は信頼や忠誠のシンボルとされ、神聖な花のひとつです。
葉は手のひらのような形でありながら、周囲はギザギザになっています。
「チトニア」の茎は毛に覆われていますが、その種もまた毛に覆われており、それが熟してくると、毛がするどいトゲへと変わってゆくのが特徴です。
日本の教育者であり思想家でもある新渡戸稲造氏が、日本に最初に「チトニア」を持ち込んだとされており、「チトニア」は「新渡戸菊」という名前も付けられています。
「チトニア」は、もともとメキシコの先住民により栽培されていた植物で、19世紀になってヨーロッパへと広まり、園芸品種として好まれるようになってゆきました。
「メキシコひまわり」とも呼ばれている「チトニア」ですが、ひまわりは太陽の方角を向いて回るような習性があるのに対し、「チトニア」は上を向いて咲くだけです。
見かけがひまわりにも似ているということで、とくに北海道の旧追分町では町おこしの一環として、「赤いひまわり」という名前で町の花として指定していたこともあります。
「チトニア」は全部で10種類ほどありますが、実際に草花として栽培されているものは1種のみです。
「チトニア」には、オレンジ、赤、黄色などがありますが、色別の花言葉はありません。
「チトニア」の花言葉①
- 果報者
- 幸せ者
- あなたは美しい
これらの花言葉は、「チトニア」が暑さの中でもしっかりと咲いている様子と、ギリシャ神話に登場し、「チトニア」の名前の由来となった青年「ティトニス」の話にちなんで付けられたものです。
太陽のように明るく、美しいお友達のお誕生日に「チトニア」をプレゼントするなら、これらの花言葉を選ぶとよいでしょう。
「チトニア」の花言葉②
- 優美
この花言葉は、「チトニア」が暑い真夏でも美しい姿で花を咲かせることから付けられたものです。
こちらも素敵な女性のお友達や彼女にプレゼントするなら、添えておきたい花言葉のひとつですね。
青色の「チトニア」の花言葉③
- 軽率
この花言葉は、「チトニア」が暑さの中でも美しく花を咲かせるその姿が、ある意味軽率にも見えることから付けられています。
プレゼントに「チトニア」を贈るときは、この花言葉を選ばないように注意しましょう。
花言葉【チトニア】の基本情報
科 属 | キク科 ニトベギク属 |
原産地 | メキシコを中心とする中央アメリカ |
品種 | 全部で10種ほど存在するが、草花として栽培されているのは1種のみ |
開花時期 | 7月~10月 |
英語和名 | ・Tithonia(チトニア)、 Mexican Sunflower(メキシカン・サンフラワー) ・チトニア、メキシコひまわり、新渡戸菊(ニトベギク) |
まとめ
「チトニア」は、メキシコや中央アメリカが原産で、真夏になると太陽のような花を咲かせます。花言葉には、そんな真夏に咲く姿に由来するものや、「チトニア」の名前の起源となったギリシャ神話の「ティトニス」に関するものが使用されています。
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掲載元:花言葉【チトニア】風水で運気アップ*誕生花とスピリチュアルな伝説について
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