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【蝶々にまつわる名言集】変化や儚さの象徴から心に響くメッセージ

スピリチュアブレス 

蝶々,名言
蝶々がヒラヒラと舞う姿を目にすると、春が来たなとほっこりする気分になるかもしれませんね。でも蝶々は青虫からサナギを経(へ)た姿。まったく違う姿かたちになる生命力や自然のサイクルには驚いてしまいます。

今はパッとしないとしても今後の自分自身の頑張りや努力次第で、もしかしたらまったく違う未来が待っている可能性も。今回はそんな蝶々から感じ取れる心に響くメッセージをお届けしましょう。

蝶々の名言①アルバート・アインシュタイン

蝶はモグラではない。でも、そのことを残念がる蝶はいないだろう。

蝶々は空をヒラヒラと飛ぶものであり、蝶々になってしまったあとは土にもぐることはありません。でも土に潜れないからと嘆いたり、悲しんだりする蝶々はきっといませんね。

蝶々は空を飛ぶものであり、そもそも土に潜るという選択肢は最初から存在していないわけですから、気にも留めていないでしょう。

なにかの才能に秀でた人が、自分と同じことができない相手を責めるのは筋違い。それぞれの生き方があるのですから、自分らしく生きて行ってくださいね。

蝶々の名言②金八先生

蛇でも蝶でも、もがいて脱皮して、大人になるんです

蛇は脱皮を繰り返して大きくなりますし、蝶々は一度体の組織がドロドロになるまで形態を変えて、文字通り蝶へと生まれ変わります。蛇も蝶々もそれを苦労とは思っていないでしょうが、大変であることには違いありません。

どんなに順調に見える人でも、どんなに優れている人でも、見えない部分では苦労や努力をして、今があるのです。

蝶々の名言③阿部公房

青虫だって、現状否定によって初めて蝶になれるのである

青虫は青虫であることをイヤだとは思っていないでしょうが、青虫の形態をまるっと作り変える形で蝶々になります。

現状のまま終えて行くのではなく、まったく違う存在となって新たな生を生きるのが蝶々。どのような状況からでも、変わろうと思えば変われるのかもしれません。まずは今を変えたいと、行動してみることから始めてみてはどうでしょうか。

蝶々の名言④マヤ・アンジェロウ

私たちは蝶の美しさに喜びを感じるが、その美を実現するために蝶が経てきた変化については、めったに気に留めることはない

蝶々は美しい色合いであったり、飛ぶ姿も優雅であったりと、人目を引きますよね。でもその蝶々がかつて青虫だったと知っていても、あえて思い返すことはないかもしれません。

今は成功している人もかつては新人であり、下積み時代を経験しているもの。そうした土台の上に成功があるのでしょう。

蝶々の名言⑤ジョン・スタインベック

天才とは、蝶を追っていつの間にか山頂に登っている少年である

天才の行動は、一般の人からするとときどき理解に苦しむようなこともあるものです。普通は蝶々を追いかけるにしても、途中であきらめたり飽きてしまったりするもの。蝶を追いかけるうちに山を登ってしまうなんて、天才独特の集中力がなせる業(わざ)なのかもしれません。

本人は変わったことをしている意識がなくても、周囲の人からすれば、どうしてそうなったの?と不思議に思うことも。特別な目的意識を持たずにやったことでも、なにか大きな成果を出してしまえるのが、天才の天才たる所以(ゆえん)かもしれませんね。

蝶々の名言⑥ナサニエル・ホーソーン

幸福とは蝶のようなものだ。追い求めているときには、つかもうとしても逃してしまう。しかし静かに座っているときには、自(おの)ずから近寄ってくる。

蝶々を追いかけてもなかなか捕まえることはできないのに、なにか他のことに集中していたり、ぼんやりしていたりするときは、蝶々の方から近寄ってきたり、運が良ければ腕や体などに止まってくれることも。

幸福も蝶々も追いかけるのではなく、気持ちにゆとりを持ってどっしり構えて待つ方が良いのかもしれません。

蝶々の名言⑦メストレ・コブラマンサ

蝶を捕まえたければ庭を育てよ

蝶々を捕まえたいのなら、まずは蝶々がきてくれるような環境を作った方が、ただ待つよりも効率的。なにか成果を望むのであれば、育成や練習できる環境をしっかり整えることで、おのずと結果がついてくるでしょう。

でも環境を整えるにしても、一朝一夕では難しい話です。しっかり腰を据えて、時間がかかっても下地をしっかり作り上げて行ってくださいね。

蝶々の名言⑧山口誓子

天よりもかがやくものは蝶の翅(はね)

長く厳しい冬を過ごしたあとは、寒空に光り輝く星よりも、温かな春の訪れを告げる蝶々の翅(はね)の方が美しく感じられるのかもしれません。

芽吹きの季節を蝶々の来訪とともに実感してくださいね。

蝶々の名言⑨良寛

花は無心にして蝶を招き、蝶は無心にして花を尋(たず)ぬ

花は蝶々を誘おうとして花開くのではありません。しかし花が開けば蝶々はやってくるものですし、蝶々がやってくることで次の花が咲いたり実りのきっかけになったりするもの。

自然のサイクルがお互いの暮らしを助け、支え合えるように出来上がっているのでしょう。

蝶々の名言⑩アンドレ・ジッド

己を知ろうとする芋虫は、けっして蝶にはならぬだろう

蝶々はきれいで美しいと思うかもしれませんが、芋虫はやはり苦手意識を持つ人の方が多いのではないでしょうか。

分を知る、というのはちょっと卑屈(ひくつ)に聞こえるかもしれませんが、自分の才能や持って生まれたものに満足して、多くを望まない生き方とも言えます。高望みをしなくても、今手にしているもので幸せを感じられるのなら、それもひとつの人生。

自分には才がない、誰かと比べて優れていないと思いうつむくくらいなら、あるがままの自分で笑顔で生きてくださいね。

まとめ

蝶々と青虫が実は同じ生き物だなんて、教えられなければ信じられませんよね。蝶々の姿かたちの大きな変化は可能性を表しているようで、頑張れば明るい未来が開けるという自信にもなりそうです。下積みや新人時代は誰にもあるものです。いつか蝶々のように美しく羽ばたける日まで、前向き思考で日々の努力を続けてくださいね。

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