スピリチュアブレス
「やらなければいけないことはわかっているのに、なぜか行動できない」という経験はだれにでもあるのではないでしょうか。やる気がないわけではないのに、結果として先延ばししてしまったり、スタートすら切れなかったりすることも。
今回は、頭でわかっていても行動できない原因を7つの理由としてわけ、それぞれに適した対処法を紹介します。自己改善のヒントとして、ぜひ参考にしてください。
頭でわかっていても行動できないのか?7つの理由
【完璧主義による行動の遅れ】
完璧主義の人は、すべてを完璧に整えてから行動しようとするため、スタートを切るまでに時間がかかってしまうのです。そのため、小さなミスや不完全な状態を恐れるあまり、行動自体を先延ばしにしてしまいやすいでしょう。
対処法としては、「まずはやってみる」姿勢を意識すること。完璧を求めすぎず、「70%の完成度でOK」という考えかたを取り入れることで、行動のハードルを下げられるはず。また、行動の過程で修正できると考えることでも、気楽にスタートできるでしょう。
【恐れや不安による行動の抑制】
これは、失敗や周囲からの批判を恐れるあまり、行動に移すことを躊躇するケースです。不安が先行するために、「やるべきこと」が「やりたくないこと」に感じられてしまうのでしょう。
対処法としては、恐れや不安を紙に書き出し、なにが具体的に怖いのかを明確にすること。それに対して現実的な解決策を考えていけば、不安を軽減できるでしょう。また、少しずつリスクを取る練習を積むことで、自信を養うのも有効です。
【具体的な目標がないため行動に移せない】
あいまいな目標設定では、行動の方向性が定まらず、結果的に行動が起こせません。「もっと運動しなきゃ」や「勉強をがんばろう」などの漠然とした目標は、モチベーションを保ちにくいのです。
対処法としては、目標を具体的にすること。そしてできれば、測定可能な形にしましょう。たとえば、「週に3回、30分ジョギングする」や「毎日30分英単語を覚える」といった具体的な計画を立てることで、行動を明確にできます。小さな目標を設定することで、達成感も得やすくなるでしょう。
【優先順位が明確でないため】
やるべきことが多すぎて、どれから手をつけていいかわからない状態になると、行動自体がストップしてしまいます。それだけでなく、優先順位が不明確だと、重要でないタスクに時間をつかってしまうこともあってもったいないです。
対処法としては、まず「緊急性」と「重要性」の観点からタスクを分類するようにしましょう。そして、優先度の高いタスクから取り組むこと。また、朝のうちに、その日の目標を3つに絞ることで、集中力も高まります。
【エネルギー不足や体調不良】
心身のエネルギーが不足していると、なにをする意欲もわきません。つまり、睡眠不足や不規則な生活習慣が原因で、パフォーマンスが低下することもあるのです。
対処法としては、まず睡眠や栄養を見直し、エネルギーをじゅうぶんに補給することが大切。また、適度な運動を取り入れることで、心身の活力を高めましょう。行動するための「体力」を整えることが、最初の一歩です。
【習慣化の欠如による行動の断念】
新しいことに取り組む際、それを習慣化しないと行動は続きません。人はそもそも、意識的な努力が必要な行動を長期間続けるのが苦手なのです。
対処法としては、行動を習慣化するために、最初は簡単なステップからはじめること。たとえば、「毎朝起きたらコップ一杯の水を飲む」といったような小さな行動を積み重ねることで、やるべきものが自然に日常に組み込まれるようになります。また、できた行動をカレンダーなどに記録すれば、達成感も得られるでしょう。
【動機が不足している】
行動の目的やメリットが明確でない場合、なかなかやる気が起きないでしょう。「なんのためにやるのか」が見えていないと、目の前の行動に対する価値を感じられないのです。
対処法としては、行動の目的を明確にし、「なぜこれをするのか」を自分に問いかけてみましょう。目的を意識すると、行動の意義を感じられるようになります。また、その行動によって得られるポジティブな結果をイメージすることで、モチベーションも高まるでしょう。
まとめ
頭では理解しているのに、行動できない……これは、だれにでも起こり得ることです。もしもそうなったときは、今回紹介した7つの理由と対処法を参考に、自分の状況に当てはまるものを見つけてみてください。一つひとつ実践していくことで、行動に移すハードルを下げ、継続的な努力ができるようになるでしょう。
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掲載元:頭でわかっていてもなぜ行動できないのか!7つの理由と対処法とは
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