【龍にまつわる名言集】神秘的な人生が上昇するメッセージとは

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現実には存在していない龍。西洋での龍＝ドラゴンは人の敵である怪物とみなされていますが、東洋では霊獣として神聖視されており、両者に通じているのは人知の及ばない大きな力を持っていることだと考えられます。

東洋における龍は自然そのものを体現するもの。今回は雲とともに空を舞う、神秘的な龍にまつわる名言をお届けしましょう。

龍の名言①劉備玄徳

身を屈して分を守り、天の時を待つ。蛟龍（こうりょう）の淵にひそむは昇らんがためである。

ものごとを首尾よく行うためには、実力だけではなくタイミングも重要な要素です。上を目指すという野心は持ちつつも、今はそのときではないと判断し、力を蓄えるのもひとつの手段。

目立たなくとも着実に力をたくわえ、ここぞというときまで耐えることのできる人こそ、最後に望む成果を手にできるでしょう。

人間はぬくぬくしはじめると、ろくな仕事はせぬ。追いつめられると、龍が玉を吐くように命を吐く。

仕事をするにしても、精神的なゆとりというのは必要です。いつも追い詰められた状態では、パフォーマンスも効率も低下してしまいがち。とはいえ精神的なゆとりを持つのと油断は違います。

日頃からしっかりと仕事に向き合い、なにかあったらいけないという危機感も持ち合わせることで、仕事の精度も上がりますし、責任感も身についていくでしょう。

切羽詰まってから本気を出すのではなく、メリハリをしっかりつけて、目の前の仕事に取り組んでくださいね。

昇天の竜は地中にひそむ

最終的には空に昇る竜でさえも、最初は地の中にひそみながら、力を蓄えているものです。今が平凡だとしても、最後までなんの成果も出せないままとは限りません。

着実に力をつけ、実績を積み重ねて行くことで、遅まきながらでも大輪の花を咲かせることもあるでしょう。世の中、すぐに結果の出るものばかりではありません。地道にコツコツ努力を続けることで、いつかなりたい自分になって行ってくださいね。

竜は一寸にして昇天の気あり

たとえ一寸（約3cm）であっても竜は竜。小さくても強く、他を圧倒するだけの力を秘めているものです。

そうしたことから本当に優れた人というのは、幼いころや若いころから、類まれな才能を発揮して周囲の大人を驚かせることがありますね。経験や鍛錬といったものを飛び越える才を持つ人は、幼くてもその片鱗（へんりん）を見せるものなのでしょう。

ただ非凡な人というのは、ごく普通の人とはものごとの考え方や感性などが違う場合がありますので、付き合いの仕方は少し難しいかもしれませんね。

龍吟じれば雲起こる

龍＝人を引き付ける才能を持つ人がリーダーとして集団の長として起（た）てば、そのリーダーに従うように自然と優れた部下が集まってくるものです。

人材も人のご縁も簡単には集められない、手に入れられないものですが、優れた人の周囲には同じように優れた人が集まるものなのでしょう。

たとえ良い状況にいるとしても、それを当たり前と思わず切磋琢磨（せっさたくま）しながら、成長し続けられるよう努力してくださいね。

龍は私たち一人ひとりの中にいる。龍は自分の経験を食べて大きくなる。

誰しも初めてというものはありますし、当然最初は要領よくできないものです。それでも経験を積んでいくことで効率よくものごとを進められたり、より大きな成果を出したりできるもの。それは仕事や勉強だけではなく、あなた自身の人間力にも言えることでしょう。

いろんな経験や苦労をする中で多くのことを学び、人は成長していくものです。始めはうまく行かなくてイライラすることもあるかもしれませんが、そうした経験を積むことで上手な感情のコントロール法なども学んでいくと良いでしょう。

龍に翼を得たる如し

龍とは大いなる力を持つ存在だと言われています。その龍が自由に空を飛べる翼を得たなら、さらに力を得ることになるでしょう。

しかしその力をうまく使いこなせるかどうかは、本人次第。これまでの経験や努力を参考にして、どんどん活（い）かして行ってくださいね。

雲は龍に従い、風は虎に従う

雲は空にあるもの。龍もまた、空を飛ぶと言われていますよね。虎は地を駆けますが、その身には風がつき従うでしょう。同じ質のものは引かれ合い、お互いに良い作用をもたらすのかもしれません。

良い流れに乗れるよう、良いご縁に恵まれるよう日頃から自分を律するように心がけるようにしてください。

龍飛鳳舞

龍が飛び、鳳凰（ほうおう）が空を舞う様子は、きっととても勇壮ですばらしい眺めですよね。龍や鳳凰が空を飛ぶ姿はとても力強く、今後良い流れがやってくる、願いがかなう縁起の良いものなのだそうです。

今はまだ目立った成果が見られないとしても、龍のように将来的に大きく羽ばたくことを夢見て、頑張ってくださいね。

龍は現実には存在しないからこそ一度は見てみたいですし、神秘的でちょっとあこがれたりしますよね。

日本では水神として祀（まつ）られていることが多く、水源を守り、雨や雷をつかさどると言われています。そうした自然の恩恵にあずかれるように、日頃から自然に優しい生活を心がけて行きましょう。