スピリチュアブレス


気分が沈んでいるときなど、植物がそばにあると少し元気になるような気がしませんか?観葉植物や木々の緑も、庭に咲く小さな花も、私たちの心を温かく灯してくれるようです。植物にはそんな風に人を癒やしてくれる力があるのかもしれません。
芽吹く力、静かに咲く花たちが教えてくれる人生のヒント。今回は植物のように優しく強く生きることを応援する名言集をお届けします。
植物の名言①ラルフ・ワルド・エマーソン
どんな植物にも、なんらかの役割があるもの。人には毒だとしても食用にする動物はいるかもしれませんし、見た目が悪くても薬や飼料になるかもしれません。
どんな風に役立つのか人が理解していない植物の、とりあえずの分類が『雑草』なのでしょう。しかしその雑草は、もしかしたら将来の宝の山かもしれませんね。
植物の名言②ウィリアム・ピット
竹や葦(あし)などのように驚くようなスピードで成長する植物もありますが、木などは数十年、あるいは数百年をかけてゆっくりゆっくり成長して行くものです。
人との関係性も似たようなもので、はじめは合わないと思っていた相手とも、長く付き合う中で良い面が見えたり、苦難をともに乗り越えることで仲間意識が芽生えるかもしれません。
合わない相手ともすぐに関係性を断つのではなく、少し距離を置きながら、長い目で見極めてみてはどうでしょうか。
植物の名言③白洲正子
雑草は厳しい環境の中でも、その厳しさに対応して生き抜こうとします。そんな厳しい状況でも生き抜く雑草のように叱られ厳しくされることで、悔しさをバネに伸びる人も中にはいるでしょう。
しかし素直に褒められて、良い部分を認めてもらえた方が、人は自分に自信を持って成長できるもの。失敗をしたときや悪いことをしたときにはきちんと指導し、叱ることは必要ですが、基本的には大切に育てて行く姿勢の方が、相手の可能性をつぶさず伸ばして行けるでしょう。
植物の名言④ジョージ・ワシントン
出会ったそのときから意気投合して、まるで生まれたときからいっしょに育ったように仲良くなれる相手もまれには存在しますが、多くの場合、ときには意見がぶつかったりしながらも、次第にお互いの関係性を深めて行くものです。
トラブルに直面して、対応策で意見が食い違うことがあるかもしれません。すれ違いが続いて、これ以上はいっしょにやって行けないと思うこともあるかもしれません。
しかしそうした困難をともに乗り越えることができたなら、その相手との間には深い信頼や友情といったものが育っているかもしれませんね。
植物の名言⑤オードリー・ヘップバーン
もし明日世界が終ってしまうとしたなら、庭の手入れをしたり、新しい花の種を植えたりするでしょうか。今日と同じ明日がくるとは限らないのが現実ですが、少なくとも明日がくることを信じているからこそ、新たな芽吹きを楽しみにして花の種をまき、木を植えるのでしょう。
そうした前向きな気持ちが、自然と明るい明日を連れてきてくれるのかもしれません。
植物の名言⑥アルベール・カミュ
秋は落葉樹が葉を落とし、枯れ草も増え、吹く風も冷たくなってきて、なんとなく植物も寂しい雰囲気になってしまいますね。しかし葉を落とす前の落葉樹は赤や黄色へと葉の色を変えて、花とはまた違った風情で私たちの目を楽しませてくれます。
これから冬を迎える準備なのですが、一時的に色どりが深くなる秋というのは、春の対と言えるでしょう。冬は春へ向けての準備の期間と考えれば、植物は一年を通してずっと命をつないでいるのが良くわかります。
準備の期間、休養の期間はあったとしても、再び立ち上がるそのときに向けて私たちも過ごしたいものですね。
植物の名言⑦ウォーレン・バフェット
人が整えた公園などに植えられている木は、公園てそんなものだと、当たり前のように私たちは思っています。しかし町中の小さな公園では遊具だけポツンと置かれているのも珍しくありませんし、手入れがされていなければ木や花はあっても、大きく育ってはいないかもしれません。
誰かがそこに木や花を植えてくれたから、ちゃんと育つように手をかけてくれたからこそ、今私たちの目を楽しませてくれたり、木陰を作って涼を感じたりできるのでしょう。
どんなことでも始めた人がいて、その先に今があることを考えれば、自分たちもこの先につながるように、なにかできることがあるかもしれません。
植物の名言⑧ハンス・クリスチャン・アンデルセン
日々の糧を得るために働いて、倒れない程度に食事をして、一日が終わったから眠る。それだけでも確かに生きては行けますが、それは本当の意味で生きていると言えるのでしょうか。
たとえば朝日を浴びることで、幸せを感じるホルモンが分泌されます。休日であっても朝日を浴びる習慣を付けることで、体内時計もリセットされますし、最近あまりうまく行かないことが多いと感じるときでも、前向き思考に移行しやすいかもしれません。
そして楽しいと思えること、きれいとか美しいと思えるものを身近に置くことで、人生そのものを楽しいと感じることができるでしょう。笑う門には福来ると言います。笑顔を心がけることで、良い流れを引き寄せてくださいね。
植物の名言⑨ドリー・パートン
木々がしっかりと土に根を張るには、ある程度の風雨にさらされる必要があります。困難や試練に立ち向かうために強く深く根を張るのは必要不可欠であり、それは人がトラブルや難しい状況を乗り越えるのに必要なことにつながるかもしれません。
自分がぶれないようしっかりと筋の通った意思を持ち、最後まで自分の関わったことがらをやりとげるために力を尽くす。そうして困難を乗り越えることができたなら、人として大きく成長することができるでしょう。
まとめ
植物を育てたり庭を整えたりすることは苦手でも、花を見るのは好きだったり、植物園や公園などで緑に触れたり、色とりどりの季節の花を見るのは好きという人は案外多いのではないでしょうか。
植物は小さくても、状況に適応して強く生きています。私たちも困難に負けない、そうした強さを見習いたいものですね。
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掲載元:【植物にまつわる名言集】心が育ち癒される自然のメッセージ
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