ブログ名:スピリチュアブレス 様
四国霊場第25番札所の津照寺(しんしょうじ)は通称津寺(つでら)と呼ばれ、弘法大師は延命地蔵菩薩を刻み、海上安全や大漁祈願を祈念されたと言います。
お参りの作法についてはこちらをごらんください。
︎ 四国88箇所霊場お遍路|基礎知識と正しい参拝方法
【山門と境内図】
【山門への参道】
【山門】
柱に屋根がついた簡素な門。125段の急勾配の石段がどーんと見えます。
【一木神社や写経大師尊像と境内図】
階段手前右にある「稲荷大明神」と植野蔵次翁記念碑。
山門を入って左にある一ツ木神社。江戸時代に、室津港の工事で人柱となった一木権兵衛を祀っている。向かい合う階段中腹右手には、写経大師尊像 写経大師と漁業殉職者霊塔と石仏も祀られている。
【鐘楼門と境内図】
【鐘楼門】
竜宮城のような門。石段の途中にある。鐘楼門手前から振り返って左に見えるのが大師堂。
【本堂と境内図】
【本堂】
石段を上りきった所にある。昭和50年に新築されたコンクリート造り。本堂から太平洋を眺められる。眼下には室津川の河口、室津港が見える。室津は『土佐日記』にも出て来る。
本堂から室津港を見る。
本尊は、延命地蔵菩薩で、『今昔物語』の「地蔵菩薩火難ニ値ヒ自ラ堂ヲ出ルヲ語ル」第六に、「津寺」の本堂が火難に遭った時、地蔵菩薩が僧に身を変えて村人に知らせ、火難を逃れたという話があることから、「火事取り」の意味で「かじとりじぞう」と呼ばれた。
『南路史』では、慶長7年、山内一豊が室戸沖で暴風雨に遭った時、津寺の地蔵菩薩が大僧となって船の楫を取って室津港に導いたという霊験記から「楫取り」の意味で「かじとりじぞう」と呼ばれた。
【手水舎】
本堂向かって右の手水舎。
【階段鍵手にある石仏】
本堂への石段鍵の手にある石仏
【大師堂と境内図】
本堂でお参りした後は、大師堂。山門を入って右側にある。昭和38年に新築された。
【御朱印と御影】
【最後の一言】
階段を登った先にある本堂からの景色が素敵。そして本堂側に佇む『地蔵童』が印象的。
こちらの記事もぜひご覧ください。
︎ 四国八十八箇所霊場お遍路巡り一覧まとめ
四国霊場第25番札所|御朱印【津照寺】境内図&見どころ
四国霊場第25番札所|御朱印【津照寺】境内図&見どころ
スピリチュアブレス