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サンティアゴ巡礼|ペレグリーノ(巡礼者)の一日について

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スピリチュアブレス 

ペレグリーノの一日
こんにちは。22歳の現役バックパッカー「ずい」こと豊嶋涼太朗です。

ただいまぼくは、フランス-スペイン間約780㎞にわたる「サンディエゴ巡礼」の真っ最中。

現在500㎞あまりを歩ききり、ついに旅路も終わりを迎えようとしています。1週間後には巡礼の目的地、サンティアゴ・デ・コンポステーラに到着する見通しです。

今回は巡礼者、ペレグリーノの一日をご紹介します。あくまでぼくの場合ですが、日本の生活とはかけ離れた「ペレグリーノ・ライフ」を、ぜひとも感じていただきたいです。

それでは今回も、どうぞよろしくお願いします。



ペレグリーノの一日

6:00-8:00 起床&出発


ペレグリーノの朝は早いです。ほとんどのアルベルゲ(巡礼宿)が8時頃までの出発を促しており、それに合わせてみなさん準備します。(ぼくも巡礼している冬場は人が少ないこともあり、それほど厳しく言われたことはありません)

着替えて、朝ごはんを食べて、歯磨きをして…。ここらへんは、日本の朝と変わりありません。

はじめの頃は、みなさん張り切って7時過ぎには出発していましたが、巡礼も終盤になるにつれて、どうしても出発時間は遅くなりがちですね。笑ぼくも朝は強いほうですが、正直、最近は気合です。重たい身体にムチを打ち、よっこらせと宿を出ます。

8:00-15:00 巡礼


宿を出たら、やることはただひとつ。巡礼路をただひたすら歩くのみです。巡礼路にはペレグリーノに向けて標識が立てられていたり、道や壁に黄色の矢印が書かれていたりします。まだ暗い明け方は特に見落とさないように、注意しながら歩いていきます。

アルベルゲは基本、1泊しかできません。ペレグリーノを送り出してから14時頃までは閉店しますので、ペレグリーノは毎日、巡礼を余儀なくされます。そうなるともちろん、天候も関係なし。10月、11月といえどすでにヨーロッパは寒く、ぼくは一度、0度の雪が降るなか、35㎞を歩きました。笑

距離にもよりますが、ぼくの場合、午前8時から午後2時―午後4時頃まで、6-8時間を歩いています。1時間4-5㎞として一日30-35km、時には40㎞歩くこともあります。だいぶ早いペースのようで”You are strong boy!”などと褒められることも多いです。笑

ぼくは単独での巡礼なので、好き放題に行動できます。「お腹が空いたなあ」と思ったら、近くのベンチやカフェを見つけてお昼ごはん。ヨーロッパではバケットが安いので、生ハムとチーズを合わせてよく食べています。質素ですが、スペインの大地で食べるお昼は格別ですよ。

自分で巡礼しておいてなんですが、当然のことながら、キツいです。笑巡礼も佳境を迎えた最近は身体の節々が痛み、時折ストレッチしながらも、なんとか目的地のアルベルゲにたどり着くといった感じですね。笑

15:00-19:00 アルベルゲに到着&自由時間


さて、今日もよく歩いたぞ。アルベルゲに到着です。事前に目星をつけたアルベルゲにチェックイン。受付の方と軽く会話を交わしながら、巡礼手帳(クレデンシャル)にスタンプを押してもらいます。

チェックインが終えたら部屋へ。夜までは自由時間となります。

まずはシャワー。疲れた身体には、熱いお湯のシャワーが沁みります…。シャワーを出たら、忘れてはいけないのが洗濯。アルベルゲの洗濯機、乾燥機は各3€ほどとなかなかにお高いので、ぼくは基本手洗いです。

旅も5か月目ともなると手慣れたもので、じゃぶじゃぶと洗濯を済ませ、外に干しておきます。(だいたいのアルベルゲには、屋外に干し場があります。冬場は19時頃になると霜が降りるので気を付けましょう)

ここまで終えたらひと段落。ベッドでのんびりしたり、街を観光したりと、過ごし方はペレグリーノによりけり。ぼくの場合はまず、その日の日記を書いて、考えたことを整理します。それから翌日の計画を立てたり、こちらの連載記事や自身のブログを執筆したりといった具合ですね。時間があるようで、案外あっという間です。

19:00-20:00 夕食


アルベルゲで夕食を頼んだ場合は、だいたい19時ごろから夜ごはん。ペレグリーノ専用メニューはどこも絶品。一日歩きに歩いた後のご飯は最高ですね。

夕食は「サンディエゴ巡礼」の醍醐味でもある国際交流の時間でもあります。さまざまな国籍の人たちと、巡礼のきっかけやお互いの国について話をしたり。英語が聞き取れないことも時たまありますが、それでも、有意義な時間です。

キッチンがある場合、ぼくは自炊しています。材料を持ち歩くのも面倒なので、基本はパスタです。毎度「もっと料理ができればなあ…」と感じつつ、しょっぱいパスタを頬張っています。十分美味しいんですけどね。

20:00- 自由時間&就寝

夕食を終えたら、巡礼の一日ももう終わり。ベッドに戻り再び、おもいおもいの時間を過ごします。ぼくにとっては、kindleでの読書タイム。温かい寝袋にくるまって過ごす時間は至福というほかありません。

「今日もよく歩いたなあ」そう思いながら本を読んでいると、いつも知らぬ間に、眠りについてしまいます。

以上が、ペレグリーノとしてのぼくの一日です。



ペレグリーノとして生活して思うこと

健康的な生活はやはり大事

みなさんお気づきかと思いますが、ペレグリーノの生活はめちゃくちゃ健康的です。

そりゃあ、朝早くに起きて毎日7,8時間歩いて、夜10時過ぎには寝ますからね。健康目的に巡礼をするのもうなづけますし、事実、結構痩せる方も多いのだとか。

とりわけぼくが感じているのが、睡眠の重要性です。1日8時間ほどの睡眠だけで、こんなにも朝の気持ちよさが違うとは…。巡礼のはじめの頃は感動さえ覚えました。「睡眠不足大国」の日本人だからこそ、一度巡礼生活をして、睡眠の大切さを感じるべきかもしれません。

「自分と向き合う時間」っていいね


毎日7-8時間にわたる巡礼。ひとりだと、嫌でもいろいろなことを考えます。しょうもないことから少し真面目なことまで、本当にさまざまなことについて考えます。

ぼくはこれまで22年間、常にたくさんの人に囲まれて暮らしてきました。今回のバックパッカーとしての旅は、いわば本当の「孤独」を味わったはじめての時間だったように思います。

はじめこそ不安ばかりで、何度帰りたいと思ったことか!笑
しかし最近は、一人で考え事をする時間が楽しいんですよね。「自分と向き合う」ということの旨味を知りましたし、そうした時間は帰国後も、大事にしていきたいなと感じています。

ありふれた日常の素晴らしさ


ぼくがペレグリーノとして生活していて、今最も感じていることです。

朝、必死に歩いた後、ふと後ろを見返したときに見える朝日。昼ごはんのおいしさ。苦しい時に”Buen Camino!”と声をかけてくれる、他のペレグリーノや街の人たち。さまざまな物事に支えられ、今日もぼくは、何とか歩きぬきました。

こう改めて書いてみると、どれもささいなことなんですけれど。それでもこうした、日本ではなんでもないようなことが、ぼくという人間を支えてくれているのは事実です。

ありふれた日常を大事にできる人間でいたい。ぼくがこの「サンディエゴ巡礼」で、またひとつ学んだことです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は巡礼者、ペレグリーノの一日について、ご紹介させていただきました。

苦しいことは数あれど、それ以上の出会い、感動があるのがこの「サンディエゴ巡礼」です。興味が沸いてきたそこのあなた、ぜひ一度、ペレグリーノとしてスペインの大地を歩いてみませんか?

掲載元:サンティアゴ巡礼|ペレグリーノ(巡礼者)の一日について
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