さとうみつろう
「今、手元にあるモノ①」以外で、幸せになった人間は居ない。という、昨日の記事に対して。今、手元にあるモノだけを使って不安になれる人は居ない。という法則もある。「当機は1秒後に墜落します」という機内アナウンスが入っても、誰も悩まない。不安にならない。ところが、「当機はエンジン不調で5分後に衝突します」と言われたら、パニック。今、手元にあるモノだけを使って不安になれる人は居ないのだ。全て、「今以外の材料」すなわち、「過去と呼ばれるモノ」と「未来と呼んでるモノ」で、人は悩んでいる。でもって、いつもの話し。当然だけど、人間は「いま」という場所以外に存在できない。「いや、明日も自分が居る！」という主張は、明日、僕にちょうだい。「3年前の過去にも、私は居た！」という主張も、3年前のその日に、誰かに言ってくれ。人間は「いま」という場所以外に存在できない。あーんど今、手元にあるモノだけを使って不安になれる人は居ない。よって、原理的に人間が「不幸になる」ことは、絶対に不可能だ。「いいえ、私は不幸です!」と言っているあなたに「じゃあ、その証拠は？」と聞いて、返って来る答えは。ぜんぶ、未来出身だ。または、過去の捏造だ。「いま、手元にあるモノ」だけでは、どう足掻いたって、人は不幸になれないのだから。どうでもいいけど、昨日の沖縄のビーチ。高校の友達が久しぶりに沖縄へ子供を連れて帰って来ていて、泊ってるホテルへ遊びに行ってきた。海辺には、「今」が連続して流れていた。バイバイ。続きをみる
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掲載元：不安の正体は未来、僕らの正体はイマ
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