さとうみつろう
その公園は、ランナーにジョガー、ウォーキングをする人たちで朝から溢れていた。1周が約1kmで、皆3~5周くらいして帰って行く。その公園に、ピカピカに光る電柱があった。他の電柱とは明らかに「劣化具合」が違う。さて、なんだろう。よく見てみると、ランナーたちはその電柱まで走って、そこで止めている。要するに、ゴールに設定されている電柱なのだ。1日に100人以上。年間3万人。30年は続く公園、1,000万人。誰もが苦しみながら、「あの電柱まで走れば」。「あの電柱まで頑張れば」。意識のチカラなのだろう。人は、見られ続けたら輝くそうだ。芸能人は、入所した時の数倍も美しくなる。電柱はモノかもしれないが、多くの人に「あそこまで走れば!」と意識され続けて、今日もその電柱だけが、ピカピカに輝いている。意識しよう、他人の視線を。誰かに「見られている」というのは、良いことだ。↓過去記事の、ネイティブインディアンの教え。「誰かが観ているから、あなたは生きている」↓↓↓さとうみつろう『世界で一番叶えにくい夢』あなたは、「世界で一番叶えにくい夢」を知っていますか?何人もの子供たちがその夢を見て、続きをみる
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掲載元:光る電柱
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