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満月が閉じた

さとうみつろう 

目覚まし時計を使わなくなったのは、まだ会社員だった頃なので、もう20年くらいは、目覚まし時計無しで朝起きている。「え?」とか言われるけど、あんたら「まぶたの分厚さ」と「可視光線の回析」を知らんのか?と。マブタくらいの薄さだったら、可視光線は裏側に染み出す。だから、目を閉じていても、周囲の光の量をしっかりと網膜は感じている。こうして、「眩しくなった」らば、わたしゃ目が覚めるんだけど、昨夜は珍しく「満月の眩しさ」で目が覚めた。子供たちの夏休みも今週までなので、家族でビーチに建つリゾートホテルに泊まった。波の音を聴こうと、カーテンと窓を開けたままで寝てたら、「うーん、まぶしい。もう朝なの?」と目が覚めると、満月の光が目に刺さってた。写真はネットからのイメージだけど、ベットから最初に観た風景が、マジこのまま。1年で1番近づいて大きな「スーパームーン」。西の海に沈みそうな満月、ホテルの時計みるとAM3時半・・・、「あ、そういや今月の満月点って3:26だったなぁ」月と共に45億年もかけて進化してきた人間には、確実に「体内にそのリズム」が宿っている。遺伝子はヒトになる前から、ずーっと継承されてるので、45億年×13ツキ=520億回くらい、同じリズムで過ごしてきてんで。それで「まだ覚えてないっす」とか言うんだったら、どんだけ音痴なのって話しで。満月点に目覚める。しかも、「夏の満月=お盆」のその瞬間。きっと多く続きをみる

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掲載元:満月が閉じた
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