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地球で唯一「H2O」を新生している場所

さとうみつろう 

地球上で、ただ1か所。水を作っている工場があるのをご存じだろうか? 「え?一か所なの?サントリー?」いやいや、あれは地下から湧き出たH2Oを、ボトルに詰めてるだけでしょ。 「じゃあ、雨とかか?」いやいや、雨ってのは水蒸気になったH2O(H3O2)が、電荷の関係で地上に降って来るだけ。これらは、「作っている」んじゃなくて、もうすでに「水」になってるモノが地球をぐるぐる回っているだけ。中古車。そうじゃなくて、水を、0から作っている場所が1か所だけある。って言ってるの。それは、あなたの体内。地球上で、そこ以外に「水」を作ってる場所はない。まず最初に、地球から宇宙空間に「水」が蒸発していることはあまり知られてない。最近の観測では、地球の大きさの20個分の距離まで、H2O(由来の水素)が広がっていた。宇宙へ地球の水が蒸発してるのだ。でも、無くならない。なんで?作ってるから。じゃあ、誰が作ってるのか?人である。あなたも、1日に500mlペットボトル1本分の「H2O代謝水」を作っている。場所は、あなたの体内にある細胞37兆個(ホテルの部屋だと思おう)の、各部屋に数百~数千匹「いそうろう」している、100000000000000000個のミトコンドリアさん。そのミトコンドリアは魔法瓶のように2重構造になっていて、一番内側、「ミトコンドリアマトリックス」の中で生成されている。ここ以外に、地球上でH2Oを「新生」してる場所はない。そもそも、もしH2O生成工場があるなら爆音が鳴るからね。中学の理科の実験で習ったと思うけど、水素Hと、酸素Oをくっつけたら、H2Oになる。ただその反応は、水素酸素爆鳴気と呼ばれるくらい恐ろしい爆音を伴う。 わたくし、電力会社の社員で、当時はEVを普及させようと目論んでた。エンジンじゃなく、電気のモーターへ。でもTOYOTAさんはエンジンのままで行きたい。だって「エンジンを作れる技術」こそが、会社の肝。そこで「水素社会」を狙ってた。水素なら、どうにかまだ「エンジン」を使い続けられる。じゃあ、どこから「水素」を探してくるの?ってことで、大騒ぎ。だって、地球上のどこにも「水素H2分子」の状態のままでは存在してないから。マントルの奥深くには「水素のまんま」で大量にあるけど深すぎる。そこで、天然ガスとかメタンから、「H」を切り出しましょうね~ってのが、水素社会って、あほかい!と。切り出すために、めっちゃエネルギー使うやん!って。「H2O」の相方の、酸素さん。地球の「くっつき虫である酸素さんO」は、もうすぐに誰かとくっつくので、O2(酸素分子)では存在してない。でもって、H2(水素分子)も水素分子という状態では存在してなくて、岩石とかタンパク質とかに結合してる。てことで、地球上のどこにも、水の材料H2とO2が別々では存在してないのだ。いや、1か所を除いて。ミトコンドリアの中。もちろんヒトだけじゃなくて、動物も植物も、酵母菌も、麹菌も、真核生物の中には必ずミトコンドリアが生きている。そのミトコンドリアは、グルコース(たべもの)からピルビン酸にして「水素イオン」を切り出し、魔法瓶の真空部分にびっしり「水素イオン=プロトンH+」が並ぶ。そして肺から入って来た「O酸素」を、血液中のヘモグロビンが細胞まで運んできて、最終的に、魔法瓶の一番奥ミトコンドリア「マトリックス」のなかで、HとOが出会う。こうして、水素Hと、酸素Oから「H2O水」ができる。2個のプロトン+2分の1個の酸素分子2H+ + 1/2O2 = H2Oミトコンドリアは、「電気エネルギーを作る工場だ」って思ってたけど、むしろ、H2Oこそが本当に作りたかったものなんじゃね?って考えて、そもそも、ここ以外に「H2O]を新生してる場所なんて地球上にあるんかね?って朝からずーッと考えて、見つからんかった。 数年前に本で、「あなたは存在しているだけで価値がある」という説明をする時に、たとえ話として、だって、あなたと私で部屋に居るだけで、窓が曇る。ほら、あなたは「加湿器」の役をしている!って書いたんだけど、その当時は、水蒸気と言っても「すでにある水」を肺から出してるくらいに思ってたけど、酸素と水素から、新しい水を作り出してるって気づいた。 で、もっともっと考えて行ったら、水が生命を誕生させたって有名だけど、生命が水を誕生させたの逆なんじゃね?って思い始めるM氏。 地球の水が、どこから来たのかはまだ分かってない。宇宙から来たのは間違いないとされるけど、マルディックという、火星と木星の間に存在していた惑星が、隕石か何かで爆発して、その破片が地球に当たって、ジャイアントインパクトが起こって、水が地球のコアに取り込まれた。46億年前、誕生したばかりの地球の大気は、高温・高圧の水蒸気がほとんどで二酸化炭素と窒素が少しあるだけ。数億年かけて地表が冷えて水蒸気が雨となって地表に降り注ぎ海に。こうして大気の主成分は二酸化炭素と窒素になった。降った雨は「二酸化炭素」を海に溶け込ませて、カルシウムイオンと結合して石灰岩(炭酸カルシウム)として海底に堆積するから、大気中の二酸化炭素はますます減少し、大気の主成分は窒素だけになった。まだまだ「酸素」なんて登場してない時代よ。窒素だらけの地上は、紫外線がバシバシあたるので、DNAを傷つけるから「生物」は陸上は無理。ってことで、39億年前に最初の生物LUCAは、海の中で「二酸化炭素」を還元して生きていた。で27億年前にやっと、太陽の光エネルギーを利用して光合成を行うラン藻(シアノバクテリア)が海中に誕生し、海中の「二酸化炭素」と「水」から有機物と「酸素」が生成されるようになった。ポコポコと酸素が出て行く。そこから、20億年間ずーっと、シアノバクテリアはアホみたいに増え続けて、自分自身が出す「酸素」で苦しくなって、大量に絶滅した。地球で最初の「生命による環境破壊」、大酸化イベントである。いま人類が大気汚染してるのなんて可愛いくらい、みんな死んだ。ただ、酸素がO3(オゾン)になって、オゾン層ができて、有害な紫外線がブロックされたのはラッキー。海から地上に出てもDNAが破壊されないってことで、いのちは陸上にも進出。ただ、「大酸化イベント」で大量に絶滅中。だれも「酸素」なんて猛毒は使えない。そこに、メシアっぽいのが現れた。ミトコンドリアだ。おれ、酸素を使って、エネルギー作れるぜ!ってことで、「じゃあ、一緒に暮らそうよ!」「ほら、細胞の中に住んでよ!」「ますおさんって呼んであげるから!」で、生物は「解糖系」だけで2ATPしか作れなかったのが、ミトコンドリア回路で、36ATPを作れるようになった。そう、その過程で「酸素」+「水素」で「水H2O」ができる。その場所は、ミトコンドリアの中のマトリックスの中。ここ以外に、H2Oが新生している場所を、俺は知らない。というか、今朝から考えた理論なので、知らないだけで他にもあるのかも。で、惑星マルディックとか?火星とか?おおむかーしに、別の惑星にも有機生命体が居て、そいつらがすでに生命活動で「H2O」を作っておいて、それが隕石で地球にぶつかって来たんじゃないかと。もうついでに、大昔のお話を。そもそも、宇宙には最初は「H水素」しかなかった。エロ宇宙。えっちだけ。ビックバンが起こって、右回転と、左回転の素粒子が無数に飛び散る。「アップクォーク」と「ダウンクォーク」アップ2つと、ダウ続きをみる

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掲載元:地球で唯一「H2O」を新生している場所
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