さとうみつろう
トックリキワタの、ワタが飛んでいる季節。公園に、このワタが無数に飛んで来ていて、めん(綿)のことを思い出した。むかーしイギリスにインドから「綿」がやって来た。イギリス人は、その「肌ざわり」に虜になった。そこで、自分たちの国でも「綿」を育ててみた。ところが、「インドの奴隷たち」を「安い給料」で雇ってるからこそ、「綿」が布になるくらいの量を取れる。イギリス人は、3時には紅茶を飲まないといけないので、「俺らの高っかい賃金だと、綿なんて育てられん!」ってことに気づいた。ところが、一度覚えた「肌ざわり」がもう辞められない。ほぼアヘン中毒。そこで、ワットさんがメッチャ頑張って、「人力」じゃなくて「蒸気のチカラ」を発明した。こうして、産業革命がおこり、蒸気を作り出すために、薪が必要になり、イギリス中の森が伐採されて、マジで木が一本も無くなった。この話を、公園に飛んできた綿毛を指で「よりより」して一本の糸にしながら、思い出していた。「植物」が「人間」を使って、代理戦争をしているという本がある。小麦君が、人間の腸に住み着いて、その人の意志を操って、戦争を起こさせまくって、オランダ人を使って、東へ東へと自国を拡大して、結局「小麦」を植えまくっている。そう、人間は「自分の意志で」第二次世界大戦を起こしている気になってるが、本当は「小麦の」戦略で、まんまと「小麦の勢力図を」広げるためだけに、動かされているそんな本がある。対するは、「ジャガイモ勢力」もそうだろう。南米で発見されて、イギリスに「持って行かれた」ってなってるけど、むしろ、「ジャガイモ」が人間を使って、勢力を拡大している。お米勢力もそうだろう。こうして、実は、「人間の意思」ではなくて、植物たちの勢力争いに人間は利用されているという説。で、ここまでは有名な話だし自分のブログにも何度か登場してるけど、「腸を操って」だけじゃなくて「はだざわり」を操って、綿花が勢力を広げたと考えたら面白い。綿花は、インド人を操り、イギリス人に自分を着させて、イギリス人を虜にして、結局は、イギリス中に綿花が植えられた=勢力拡大に成功したさらに、その争いの中で、イギリス中に生えていた「原生林続きをみる
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掲載元:産業革命を起こしたのは植物くん
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