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占い師が増えている

さとうみつろう 

占い師が多すぎる。駅のホームをダッシュで駆け下りて電車の中へ吸い込まれて行く。彼女は占い師だ。【急ぐ】方が「良い未来」に繋がっていると確信しているのだから。反対側のホームの向こうに見える宝くじ売り場に、サラリーマン風の男性が並んでいる。でも、彼は占い師だ。【貧乏】より【金持ち】の方が「良い未来」に繋がっている事が視えているのだから。その彼のスマホが鳴って、上司が怒鳴り声。「早く会社に戻って来い!」彼も占い師だ。【微笑んで諭す】より【怒った】方が、「良い未来」に繋がっていると結果を知っているのだから。その上司の奥さんは主婦のフリをして、占い師だ。子供たちに【ゲームを辞めなさい】【勉強しなさい】と叫ぶのだから。きっと【ゲームをし続けた未来】より【勉強し続けた未来】の方が高収入になると、水晶玉に浮かんだのだろう。この街には占い師が多すぎる。誰もが、なぜか、「この道の方が良い!」と視えている。それ以外の選択肢なんて、眼中にすらない。腕に自信がある、占い師ばかりだ。↓「正しさ」はその人が信じたマボロシ。 悪魔とのおしゃべり 正しさなんて、ただの多数決 [ さとうみつろう ]1,870円楽天↓「違う選択肢」を選び続けたら? 金持ち指令【電子書籍】[ さとうみつろう ]1,320円楽天 ↓俺も占い師です。自覚は無かったけど、どうやら占い師ぶってたようで。だって、いつも【急いでいる】から。車に乗って、50m先の信号機が「黄色」だったら、必ずアクセルを踏む。「止まる」という選択肢が無い。まるで、未来が視えているようだ。【急ぐ】だけが素晴らしい未来に繋がっている!と。それはそれは、凄い自信を持った占い師だ。でも、本当にそうだろうか?【急いで】信号をくぐり抜けて、5分早く職場に到着した。すると上司から「お、良かった。この仕事やってくれ」と言われるかもしれない。本当は5分「ゆっくり」と出社した方が「素晴らしい未来」だったのだ。宝くじに並んでいる人も、占い師だ。100%の自信を持って、【金がある】人生の方が素晴らしいと視えている。でも、本当だろうか?お金が手に入ったせいで、やる事がなくなって、毎日フォアグラを食べて、3年後に自分の肝臓もフォアグラになっているかもしれない。この場合・・・、3年前のあの日・・・、A【金がある人生】B【普通の人生】の、Aだけを100%の自信を持って「こっち!」と選んだ自分が、恥ずかしくないだろうか?日本占い師連盟続きをみる

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