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【見立ての力とイマジネーション、そして―祈り】

はせくらみゆき 

映画館で「はたらく細胞」を見てきました。もともとアニメであったようですが、疎い私は全く知らず…。体内の免疫のしくみについての理解が深まるとのことで、見に行ったのですが、なるほどなぁと感動したのは、免疫たちを擬人化し、体内の部位を日常の光景へと落とし込む、見立ての巧みさでした。「見立ての力」―「見立て力」は、日本人が得意とするところです。岩と白砂で自然の象形や宇宙を表す枯山水から、卵黄を満月、卵白を月にかかる雲に見立てる「月見」そばまで、直接表すのではなく、何かを介して見立てることで、より深く、味わいをもって、そのものが持つ本質に迫っていくことが出来ます。また、見立てを通して、対象となるものに思いを寄せることから、情感や情緒を伴って、対象を思いやることも出来ます。とりわけ「擬人化」して表す場合は、より親しみがわくでしょうから、今回の映画のように、私たちの体の中にあるミクロコスモスを、擬人化した世界で表すという試みは、日本人らしい繊細さと、イマジネーション(想像力)という、私たち人間に与えられた素晴らしき力を、上手に発揮している例だと感じました。巷ではインフルエンザなども流行っていますが、外の世界同様、体の中が戦闘状態にならないような「平和な社会」であるよう、自衛していきたいと思います。生活リズムや睡眠、発酵食、そして何よりも、ストレスを溜めないことが大切になりますよね。まずは、すぐできることとして、日本人が古来より得意な「見立ての力」を使って、自分にとって、最強だと思うパワフルなものをイメージし、それと自分を重ね続きをみる

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