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最近の面白本 ギケイキ等

ブログ名:スピリチャルコンサルタントmasami 様



ここ最近で面白買った本

「ギケイキ」

一ノ谷の合戦の「一ノ谷」は実家から車ですぐですし、平敦盛さんの首塚は毎月お参りしてたし、神戸育ちは源平あたりの話は未だに色々聞かされて育ちます(史跡がたくさんある)

神戸っ子には平安末期近辺はものすごく愛着ある時代だと思います。(人にもよるけれど 笑)


町田康が描く義経記読まないわけにはいかないでせう。


やはり、町田康様は天才ですわ。

好き嫌いは恐ろしく綺麗に分かれるでしょうが、、、


解説で大塚ひかりさんがおっしゃっている「町田康には古典の絶対音感がある。」という表現。

いや、わかる。わかりますその絶対音感って感じ!!


以前に神主さんから大和言葉のレッスンを受けていた時、日本古来の言葉は音や韻がいかに大事だったか、音の遊びにあふれていたかを教えてもらったことがあるのですが、そういう「音の跳ね」みたいなものにあふれている感じと、古典が標本から生身の人間に生き返り、躍動どころかパンクに暴れ狂う感じ、、な文体。

町田センセ以外にこの繊細な荒技、誰がやれるであろうか!
ノンストップ読みでした。

久々に町田康さんの作品読み返したくなりました。

ギケイキ2も出てるので早く買わねば。

おすすめです。好き嫌いは分かれるとは思うけれど、、、
2ページ読んだら無理!かゲキハマリ!がはっきり出る作家さんですよね。


町田康さん未読の方の場合は、純文学好きは割と私の周りでも熱心な町田康ファン多い気がします。(純文学好きにわたしがアドバイスするって恐縮ですが、、、)  

最近の人は読まない派の方がいらしたら是非読んでほしい。


学生時代に、わたしが町田康さん教えてもらったのは純文学好きなパンク女子でした。


続いて、

「東洋的な見方」

鈴木大拙さんの、90歳前後のエッセイ!?とな。

すごい、色々。

東洋的な見方がわたしの中でいま大変に重要なテーマなので、そのためには対となる西洋的な見方も重要、とのことで、鈴木大拙大先生のご本を拝読。

ぬるっとヌメッぐちゃぐちゃっとした東洋に感じる何かが掴めたらいいな。

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