スピリチャルコンサルタントmasami




私は子供の立場での同居なので、母ほど苦労がなかったというところも大きいのでしょうが、
老人が日常にいて、老いていく姿をみせてくれて、
死ぬ姿を見せてくれるということを経験できたこと、しかも3人3者3様
(母方の祖父はもう独立後でしたが・・・)
老いていく姿を見たこと感じたことは、私にとってものすごい財産になったと思います。
いまも最後4人目の祖母。
元気だった時は一番頭の回転が速く、プライド(誇りと言っておきましょう)も高く、大人らしい大人だった祖母の老いていく姿はかなりいろいろなことを感じさせてくれます。
私にとってはもう2番目の母くらい大きな存在の人ですし。祖母で練習させてもらってるので
きっと、もう数十年後、もしまゆみが生きられていれば、祖母たちのおかげで、実の母や父が老いることを上手に受け入れられそうです。(いざ、本当にそうならないとわからないけれど・・・)
また、通常の孫と祖父母の関係よりもぐっと関係が濃ゆくなり、愛情というものについて体験的に学べる機会が多かったと思っています。
こういう体質もあるのですが・・・関係が強い分、亡くなった後も、ずっと見守ってくれていると強く感じます。なんとこころが強くなることか。
祖父母たちのおかげで、いまでも私は年老いた人に限らず、年老いた生物が好きです(生き物全般的に)
落ち着くというか、なんというか。
老人って物語の中だとやさしくて穏やかなことが多いですが、リアルはそんなことないんですよね。
あっちこっち思うように動かせなくなるし、
あっちこっち痛くなるし、
プライドはくずせないし、
不自由が多いからイライラしたり苦しかったりも多いんですよね。
意地悪もするし、癇癪も持つし、臭かったり汚い事も実際多くなる・・・笑
老人に幻想を抱かないでいられるからこそ、老人にがっかりもしないというか・・・
そういうのも含めて、老いという学びに取り組んでる先輩っていう見方が自分の中に育ったように思います。
自分が老いるとき、彼らの背中が教えてくれたことはすごく生きると思います。
同居したことある人はみんなそういう思い、多少違えどあるんじゃないかな?
とはいえ。。。
還暦むかえたまゆみさん。
ここにきてあらたに実の母との同居と介護に真正面から向き合っているすがた
かなり心配しつつも・・・
ただただ、両親、特に母であるまゆみさんには頭が下がるし、リスペクト!です。
実の親をほめてなんですが・・
東京にすむ叔父(まゆみの弟)は施設も検討したらとすすめたのですが・・
なんだかんだ文句いいながらも「説明つかない愛情」ベースで家で見たいと、必死で世話する姿に
こんなに尽くしているのだから、まゆみさんや父、彼女たちの老後はハッピーな老後にしてあげたいなと思いました。
こんな風に書くと、良妻賢母のまゆみさんがかいがいしく祖母の面倒を見ているように聞こえるとおもいますが、
リアルな話はそんな綺麗な感じではなくって・・・笑
時に激しく!!喧嘩したり、言い争ったり、意地悪言っちゃって後で反省なんかしたりしながら。でも大笑いしあったり、気遣いあったりしながら、人間らしく、お互いに年老いたうえでの親子関係の構築を頑張っているように見えます。
この前も、まゆみさんがお風呂に入れているときに、祖母がうんちが止まらなくなったそうで・・・
うんちばかりは止められないものなので、怒るわけにいかないけど、とにかくうんちがドバドバでちゃうので
「うんちもおしっこもあっちもこっちもじゃじゃもれですわ~~!!」と突っ込んでました。。。
しっかり者で誇り高き祖母も「あっちこっち、あきまへんわ」と笑っていました。
私はまゆみさんの愚痴聞く係ですが、けっこう面白おかしく話してくるので、笑いで昇華するという技を使ってるのだなと尊敬してます。
こういう時、実家と距離があると歯がゆい思いもつのりますが、
定期的に帰ったり、精神面などでサポートしなきゃなと思います。
私にとっても2番目の母くらいに大きな存在の祖母なのでできることは何とかしたいなと、とりあえず帰れるときは帰ろうと思います。
今回も帰省時はあまり外出せず、祖母と一緒の空間にいれるようにしていたのですが
なんだか私のほうがすごく元気になりました。
小さいころから、ありあまるほど与えられた愛情をどうやって返すべきかと思案します。
私たち夫婦も長男長女、私なんて一人っ子なのでお互いの両親をお世話することになると思いますので
その時まではやりたいことやっておこう!とも思いました。
三宮になかなかいけない母のお使いで三宮に買い出しに行ったときのお使いメモ。
551の蓬莱のアイスクリーム12個って・・・・どんだけ!?
やっぱりストレスたまってんのかな?笑
掲載元:帰省とか介護とか同居とか・・・
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