八木龍平
「えー、先生まだ分からないんですかー?」学生にはそう難しくなく思える計算問題なのに、教授は「わからない……」「こうやってこうやってこうするんですよー」「なぜ、こうやるのだろう? わからない……」天才的な教授は、えてしてこんなもの。とっても物わかりが悪いのです。その物わかりの悪さから、そもそも論を考えることができる。本当にこのやり方でいいの? と立ち止まって塾考し、別のやり方を見つけ出すわけです。一般的に頭の良い人は、すでにある「答えとされていること」を大量に知っていて、その「答え」を組み合わせて、多くの物事をスピーディーに処理します。これは担当編集者さんのtwitter発言を参考にしているのですが、「こなす」のがすごく上手で、無難に仕上げてしまう。「うん、いいですね! 十分十分!!」が、その十分は100点じゃない。あるいは120点じゃない。周りが特に引っかかることなく認める、75点レベルです。ここから、どれだけ妥協なくクオリティを上げていくか? 75点とっていれば、脱落はしない。同時に、脱け出すこともできない。だから一度脱落してみる、ってのも意味のあることで、脱落続きをみる
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掲載元:天才は環境でつくられる。
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