愛知ソニア プロフィール ブログ ピグの部屋
数字の共時性に沿って学びを進める日々。初めて出会った数字が“3”で、次に目に留まったのは“17”。いつしか、このランダムなパターンが日常の一部になっていた。同じ数字が数日後にまた顔を出すこともある。
そんな中で、一部の数字に対してはもはや古い友達のような親近感が湧いてきた。だが、どうしても距離を感じてしまう数字もいる。
ある数字は陽気に飛び跳ねているように見え、またある数字は静かで親しみやすい。そして、ある数字は何か特定の色彩と深い繋がりを持っているようだ。だんだんと、それぞれの数字が独自の振動/バイブレーションと特性を持っていることがわかってきた。
すると、共時性を追うことから数のほうから進んで現れてくれるといったなんとも奇妙な状態に入っていった。
『なるほど、これをアルフレードは私に経験させるためだったのか』
まさに自由に引き寄せて操るレッスンとして、数の性質を感じ取り、知ることが、マジックサークルの次のレッスンへと私を導いた。
アルフレードは天体の動きにも詳しかった。ある時彼の住処を訪ねると、妙な顔をして空っぽになったジャムの瓶を、私に2つ見せてくれた。「金星のせいだよ。金星が空のあの位置にくると、決まってこうなるんだ」といいながら、彼は窓を開けて、
一際夜空に輝いている星を指さして、私に見ろと指図した。
「それ、パンに塗って食べたんですか?」
『いや、ジャムそのものだ』と彼は言った。心の中で『奇人だな』と思いながらも、言葉には出さなかった。やがて気づくと、アルフレードの日常は天体のサイクルと密接にリンクしていることに私は気づいた。
さらに驚いたのは、彼が行動を起こす前に必ず何らかのサインが現れるのを待ち、それに従って動くということだった。つまり、自分のエゴの判断だけで何かをする、ということがほとんどなかったのだ。このような方法で私に数の奥義を教えてくれたのも、その一環だったにちがいない。
彼はあるとき私に、「人間はエゴに振り回されて、実に無駄な行動をとるようになった。ちゃんとサインが送られてくる前に腰を上げるから、すべてのタイミングがズレて、混乱を自ら招くようになる」と教えてくれた。
これは私が一生忘れ得ぬ教えとなった。過去30年にわたり、北中南米の先住民、シャーマンたちから直接の教えを受ける幸運があったが、彼ら全てに共通する核心が、実はこの教えだったのだ。
一年半にわたりアルフレードから魔法のレッスンを私は受け続けていたが、ある瞬間、突然心に疑念が浮かんだ。もしかすると、この魔法は私自身の力ではなく、彼が操っているのではないかと。その考えが頭に浮かんだのとほぼ同時に、アルフレードは突如として私の前から姿を消してしまった。 続く
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掲載元:共時性の織りなす運命:数秘ジャーニー
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