旅するスピリチュアル・カウンセラー竹内ミカ
よくご質問をいただくので、神棚のお祀りの仕方を書いておきます。
大事なポイントは、向きと高さです。
向きは、神様から見て東か南を向くように。
高さは、目の高さより上に。
氣をつけるのはその2点です。
こちらは、我が家の神棚です。伊勢神宮にて、お伊勢さまの遷宮に合わせて購入しました。
(写真で見やすくするために撮影時に榊をおろして撮りました。)
先がとがっているものは幸鉾と呼ばれるもので、伊勢神宮で授与(販売)されています。
ご神氣はとがったところに降りるので、榊がないときには代用にもなります。
それまでは、赤坂の日枝神社で購入した三社造りの神棚でした。
三社造りの神棚の場合
中央: 天照皇大神宮(伊勢神宮の御札)
向かって右: 氏神神社の御札
向かって左: 崇敬神社の御札
神棚の向き
神様から見て、南側か東側を向くように配置します。
高さは目の高さ以上で。
御神札
扉の部分がまるごとはずせるので、大きな御神札も入ります。
中央の御神札は、伊勢神宮の内宮と外宮の御神札です。(必ず2枚必要ではありません、通常は内宮の御札だけで大丈夫。)
扉は?
普段は閉めておきます。
なにかお祝い事などがある時には扉を開けておきます。
お供えものは?
神饌は、毎日お供えします。お水、塩、お米です。
お酒は、1日と15日など、定期的に替えます。
私は、大阪の住吉大社のお塩を使っています。
うちでは、よく大福餅をお供えしています。これも恩師の教えによるもの。
順番はこうなりますが、中央はお水でなくお米だとされる説も、お水だという説もあります。
私はお水を中央に置いています。
お下がりのお米は、お料理の際に一緒に炊いていただきます。
お塩はそのまま水に流します。(邪気を吸収しているから、使わないでくださいね。)
ネガティブエネルギーを受けているとき、お塩が水を吸ってシャーベット状になっていた時期がありました。
その時期に抱えていた問題がクリアされると、その現象はなくなりました。
榊が枯れて教えてくれたり、空間やそのスペースのオーナー、関係者の状態がそのまま顕れます。
榊のお水は毎日換えます。枝のぬめりも毎日洗うことで、榊が長持ちします。
なにか大きな気づきを得たり、学びが進んでいるとき、榊もグングン成長していきます。
どちらか一方の榊が枯れるなどがある場合も、それぞれに意味があります。(ただ、色々な状況が複合して「けがれ(気枯れ、木枯れ)」として現れるので、一概には言えません。)
お祈り(神棚拝詞)
二礼二拍手一礼してから、唱えます。
これのかむどこにます
かけまくもかしこき
あまてらすおおみかみ
うぶすなおほかみたちの
おほまえをおろがみまつりて
かしこみかしこみもまおさく
おおかみたちの
ひろきあつきみめぐみを
かたじけなみまつり
たかきとうとき
みおしえのまにまに
なおきただしきまごころもちて
まことのみちにたがうことなく
おいもつわざに
はげましめたまひ
いえかどたかく
みすこやかに
よのためひとのためにつくさしめたまえと
かしこみかしこみもまおす
此の神床に坐す 掛けまくもかしこき 天照大御神 産土大神等の大前を拝み奉りて
恐み恐みも白さく 大神等の廣き厚き御恵をかたじけなみ奉り
高き尊き 神教のまにまに 直き正しき真心もちて
真の道に違ふことなく 負ひ持つ業に励ましめ給ひ
家門高く 身健に 世のため人のためにつくさしめ給へと
恐み恐みも白す
新大阪にサロンをオープンして1年経った頃、クライアントさんのネガティブエネルギーが部屋からなかなか抜けなく、ラップ現象や色々な症状に悩んだ時期がありました。
それを恩師に相談したところ、間取りを書くように言われ、神棚の位置を尋ねられました。
「神棚の位置がまちがっとるやないか。」
「え・・・ でも、東向きに置いてますよ。」
「どこが正解か、もう一度よく考えてみなさい。」
「(図面を指さして)この角ですか?」
「さよう。」
「でも、うちは若い女性が主なクライアントなんです。サロンに入ってきて、一番最初に神棚が目に飛び込んで来たら、怪しいって思われないか心配です。」
「神仏の力を借りて仕事をさせてもらってるんやから、ちゃんとしなさい。」
「…はい。」
というわけで、神棚の位置の指導を受け、即座に実行しました。
また、西の窓の外側には、難を転ずるという南天の木を置いたところ、見事に部屋のエネルギーの乱れがおさまったのです。
そしてね、初めて来られるクライアントさん達、どんな反応をしたと思います?
「わぁ、神棚があるんですね。」
「どうやってお祀りしたらいいんですか?」
「手入れは大変なんですか?」
と、皆さん、興味津々だったのです。
怪しいと思われるかも・・・というのは、まったく私の無用な心配だったのでした。
神棚にまつわる不思議なエピソードを挙げるとキリがありません。
より多くの方が、神仏とともに在るという生き方を通じて、愛と感謝と祝福の光に満ちた人生を進まれることを願っています。
いつも神仏はあなたとともに在ります。ぜひミラクルを体験していってくださいね。

素敵な一日を
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掲載元:ご質問に:神棚のお祀りについて
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