旅するスピリチュアル・カウンセラー竹内ミカ
「わからない」のなら、「相手を打ち負かしてやりたい」のなら、それは魂の感覚ではないということを魂が教えてくれています。
魂は迷わないのです。
よく観じていくと、何を選べばよいのかは、とっくにヒントがいくつも出ています。
例えば、相手か自分のどちらが正しいのかというご相談があるとします。
立場が変われば、正しさや言い分も変わるでしょう。
だけど正しい、間違いという視点から答えを探そうとしている間は、どちらかが勝って、どちらかが負ける世界です。
相手と自分、という風に二極で戦っていると、和解か決裂という結果に向かいがちですね。
魂は、「わからない」と言いません。
魂は、相手を打ち負かしてやりたいとは考えません。
わからないと感じるとき、勝ち負けを決めたいときは、魂以外の感覚を採用しているときです。
どんな感覚かというと、「人間目線」です。
だって人間だもの…と思うかもしれませんが、私たちは人間という前に、魂という存在です。
人としてはこう思うけど、「魂としてはどうなのだろう」と考える習慣を作っていきましょう。
魂の目線とは、例えるなら雲の上の仙人のイメージです。
高いところから俯瞰すると、色々なことは小さなことに思えてきます。
どちらかを立てればもう一方が立たない…という道だけでなく、両方が歩み寄るアイデアもふと浮かんだりします。
いかに、正しいor間違いの土俵に乗らないかが、仙人目線を体得するコツなのではないかな。
「わからない」とき、「相手を打ち負かしてやりたい」ときは、魂の声をスルーしている時です。
魂の声は往々にして、
・面倒くさいこと
・やったことがないこと
・苦手なこと
・チャレンジングなこと
などに取り組み「経験すること」を通じ、何かを学び成長するよう道を用意してくれています。
顕在意識としては、取り組むことに重さを感じがちなこと…それこそ、魂が成長のために用意してくれていることです。
「全身全霊で」「魂を込めて」と表現することがあります。
心を込めるという意味に近いこともありますが、声に出して実際に言ってみると違いが感じられるでしょう。
・心を込める
・魂を込める
声に出したときの、身体の感覚や心の動きは、明らかに違いがありますね。
魂という言葉の語源を知っていくと、ヒントがあります。
「たま」は「玉」と同源で霊魂の意味。
「しひ」は消えない炎の意味。
すなわち死んでも消えない炎を表しています。
誰もが魂とともに生きています。
自分自身の魂を信頼しようと意図してみましょう。
魂は間違えないし、迷いません。
魂の声を聴くには、まずそれを願うことから始めましょう。
「私には聞こえない」と思ったり言ったりしている間は、聴くことはできないですから。
魂は、思考を超えて働きかけるために、明瞭な言葉ではない形としてエネルギーで語り掛けてきています。
そのエネルギーに気づきやすくするために、他者の言葉や、目の前の出来事を通じて気づいてほしくて、ヒントを投げかけ続けています。
健気な魂のメッセージに、耳を傾けてあげましょう。
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それでは、今日もこの言葉で。
愛は世界をつくる ~ Love makes the world. ~
掲載元:選択や判断に迷うとき、相手を打ち負かしてやりたいときは、それは魂の声ではない
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