旅するスピリチュアル・カウンセラー竹内ミカ
自己探求の旅を始めると、必ず向き合うことになる言葉が
「自分を愛しましょう」
ですね。
私は、セラピーを学び始めた頃、この言葉が分からなくて、これを言われるとイラっとしていました。(笑)
色々な人が、別々の意味で言っていたし、何が本当なのかを判別できなかったからです。
自分大好きで周囲を振り回している人もいれば、自分嫌いで卑屈になって周囲に嫌な思いをさせる人もいます。
自分が大好きと言っている人でも、人生が思い通りにいかない人もいます。
この頃の私を振り返ると、たったひとつの正解を求めていたように思います。
そして、たったひとつの正解に納得できなかったり、答えが複数あって納得できなかったりしていました。
この思い癖を変えてくれたのは、多くのクライアントとの対話です。
悩みは100人いたら100通り。
同じクライアントの同じ悩みでも、毎回セッションごとに違うもの。
同じような悩みでも、その人によって答えは違う。
ひとつひとつのセッションを通じて、答えがひとつではないということに気づいていきました。
連続講座を受講いただいている方からのお便りです。
人生で起きることすべては、経験という体験です。
どんな経験であっても、成長の糧とすることができます。
私は番組「カンブリア宮殿」や「ガイアの夜明け」が好きです。失敗体験を成長の糧にしたという経営者のエピソードをたくさん知ることができます。
ピンチの度合いも、置かれた環境も、持っているリソースも人によって違うものだから、結局のところ誰とも比較することはできませんね。
だったら、人のことを気にしないで、自分で自分のことに向き合っていけば良いのではないかな。
たったひとつの正解を見つけようとすることと、
自分の中でマイ答えを見つけていくことは、違います。
自分の中のマイ答えは、自分が行動していく中で、落ち着いていくものだと考えています。
答えのために行動するのではなくて、よりベターな選択をしていくうちに、答えらしきものを学びとっている。
そんな感じです。
「答えがわかれば動けるのに」というよりは、「良いと思われる方向へ進んでいったら、なんとなく答えがわかった」という感じですね。
魂は「体験したい」という願いを持っているとしたら、たとえ一時的に失敗に見えた選択も、経験のひとつになります。
転ぶから起き上がり方を知ることができます。
クライアントが落ち込みから劇的な立ち直りを経て輝いていく姿をたくさん見てきました。
より良い方向を探りながら歩いていくことで、次のステージが待っているのだと信じています。
そうして振り返ってみたら、いつしか、以前より自分のことを好きになっている(あるいは、前ほど嫌いではない)という自分に出会えるのだと思います。
ひとつの答えのためにではなく、選んだ道がいずれ答えになります。それを信じていきましょう。
知りたいこと、解決したいことがあれば、お聞かせくださいね。ブログでお答えしていきます。
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掲載元:「自分を好きになりさえしたら、全部うまくいくのに」は幻想かもしれないということ
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