旅するスピリチュアル・カウンセラー竹内ミカ
人も含めて、動物はそもそも孤独に弱いと言われています。
だけど、育った環境の影響や、人生経験などによって、孤独に対して強い人、弱い人、かなり違います。(私はこうした違いも個性のうちだと考えています。)
孤独への怖れという感情の上に、見捨てられることへの恐怖や、嫌われることへの不安など、そこから派生した感情が重なっています。
自分で気づくのは表面近くに現れている感情です。
その何層も下にある感情については、無意識のブロックが隠そうとすることもあり、なかなか自分で見つけるのは難しいかもしれません。
私自身も、変にねじれてしまった瞬間がありました。
親友を亡くしたとき、「ひとりぼっちになっちゃった」と思いました。
箱根へ移転してお客様がゼロになったとき、「もう誰もいなくなっちゃった」とケンさんに向かって言いました。(笑)
これを言ったときには、「目の前にパートナーがいるのに、もう誰もいないって何だ」と自分で自分にツッコミました。
どこかでは違うと分かっている自分がいるのに、目の前の状況に対して孤独への怖れから派生した感情が反射的に出てきたという印象です。
この、自分のマインドが2種類あるということに気が付くことができると、エゴの罠に捉われにくくなっていきます。
エゴは孤独を感じたり、恐怖を感じることが好きで、それを選ばせようとします。
孤独感や疎外感を感じるときは、エゴがハンドルを握ろうとしているときです。エゴは主役になりたがるのです。
冷静に考えてみれば、一人ではないし、孤独感や疎外感は真実ではないことがわかるでしょう。
なのに、世界に誰もいないかのように感じてしまうのは、エゴがよく使う手です。
今日、食べるものがある、寝るところがある、動ける身体がある。これをしっかり思い出してみれば、何か繋がりのおかげで生かされているということが分かります。
孤独だと思う必要がないことが分かります。
連続講座を受講いただいている方からのお便りです。
これは、今回の人生のインナーチャイルドに関わっている過去世でしょう。
まず、
DAY8:繋がりを取り戻す
DAY12:神聖さからは怖れは生まれないと知る
に取り組んでみてください。1回ずつで大丈夫です。
ワークに取り組んだら、まずは実際の生活に集中していきましょう。
ネガティブな何かに集中するのではなく、日常の暮らしを丁寧に集中していきます。
そうすると、目の前の人間関係や課題の中に、ワークで取り組んだテーマと重なるものが見えてきます。
その時、過去世で感じたことと、現在の人生で起きていることには違いがあります。それを見つけてみてください。
人は、つい、関連を見つけて「同じだ」とグループ分けする習性があります。
前もそうだったから、今度もそうに違いない…そんな風に関連付けて、まだ見ぬ未来をネガティブな枠にはめてしまうことがあるのです。
「前はそうだったかもしれないけれど、今度がそうと決まったわけではない」という風に、切り分けていきましょう。
瞑想で何も見れないという方も、焦らないで大丈夫です。
ワークをしたら、日常の暮らしに集中。
その中で、必ず変化に気づくことが出てきますよ。
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掲載元:前はそうだったかもしれないけれど、今度がそうと決まったわけではない
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