旅するスピリチュアル・カウンセラー竹内ミカ
私たちは、予想もつかない形で矛盾や葛藤を自分の中に生み出していることがあります。
カウンセリングセッションでのテーマとして、こうした自己矛盾を扱うケースもあります。
たとえば、「目立ちたくないんです」と言ったあるクライアントは金髪でした。(…目立ちますよね。)
笑い話のようですが、こういう事例はたくさんあります。
人と仲良くなるのが怖いが、本当は仲良くしたい。
親のことを許せないが、本当は愛して欲しい。
もっと売れっ子になりたいが、仕事をあまりしたくない。
こんな風に「~だが」と、”but” の文章の後に来る文章には自分の本当の思いが隠れている、あるいは溢れています。
葛藤は、よくよく観察していくと、
・嫌なのにやらないといけない
・嫌だと感じることを認められない
・嫌と思っているが興味がある
など、実はひとつだけではなく、様々な可能性があります。
だけど、条件反射的に葛藤を起こしている場合は、自分で気が付くことは難しいかもしれません。
そんなときは、胸の内側で一瞬起きるザワつきをサインと捉えてみましょう。
チクチク、ザワザワ、モヤモヤ…
ストレートでない感じは、心が知らせてくれているシグナルです。それを感じたときは、もう少しじっくり自身の気持ちと向き合ってみましょう。
嫌だと思っていたことに向き合ったら、本当は嫌じゃなかったという発見をする方も多いものです。
連続講座を受講いただいている方からのお便りです。
こうして、過去世で育まれて引き継いできた内なる葛藤を明確にすることで、「ここから未来をどう生きたいか」を見直すきっかけになりますね。
仲間たちから疎まれたりねたまれりした過去の経験は、転生を超えても握りしめている場合があります。
それが今回の人生で完結させて終わらせるテーマかもしれないし、持ち越して未来の人生で完結させるかもしれません。
もし、今回の人生で出来る限り深く向き合いたいと思ったならば、「その時に人生のことをどう感じたか」を考察していくと良いでしょう。
・真面目な人は損をする
・人生は思い通りにならない
・頑張っても報われない
・人は信用ならない
などなど、その時に「人生観として何を決めたか」が、癒すポイントです。
目立つと攻撃される、疎まれる、ねたまれるの思い込みの奥に必ず「人生とはこういうものだ」と決意した瞬間があります。それを探ってみてくださいね。
人は信用ならない、真面目な人は損をするといった思いは、あくまで表層に出てきているものです。
ここだけを解消していっても、上澄みレベルなので(笑)、もっと奥深くにある「種」を見つけていくことで、真の本気の解決を目指しましょう。
ヒントとして、「正しいことは正しい」という理念を観察していくと、新たな発見があるのではと思います。
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掲載元:自己矛盾を起こした本当の内なるネガティブ決意を見つけて、解消していく方法
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