旅するスピリチュアル・カウンセラー竹内ミカ
七福神シリーズを連載中です。今日は弁財天についてをお話ししましょう。
日本では天女のように描かれることが多いのですが、海外の弁財天は色々な表現をされています。
愛嬌をあらわす弁財天(←この記事)
威光をあらわす毘沙門天
人望をあらわす福禄寿
長寿をあらわす寿老人
大量をあらわす布袋尊
これまでに多くの方を弁財天ゆかりの地へご案内してきましたが、私も含め、ご一緒した皆さんに、
・仕事が順調に伸びた
・新しい分野へ意識が向かい才能が伸びた
・人生がラクに進むようになった
・自分の才能を信じられるようになった
ということが多く起きています。
才能と、人生に流れが起きる。
これが、まさに弁財天のパワーなのです。
弁財天も毘沙門天と同じくインド出身の神様です。
サラスバティとは「水を持つもの」の意で、ヒンドゥー教の創造神ブラフマンの妻だとされています。
インドでは、二臂(2本の腕を持つ)、四臂(4本の腕を持つ)、八臂(8本の腕を持つ)などの像が創られています。
像の持ち物は数珠や水瓶、花など様々でした。
こちらの写真はフィジーのヒンズー寺院の天井に描かれたサラスバティで、腕が4本ですね。
のちに、サラスバティは仏教に取り込まれていき、さらに中国へと渡ると、宝冠をかぶり、八本の手に宝珠や輪宝を持つ富の神へと変わりました。
この福の神が日本に渡ってきて、弁財天信仰の元になりました。
日本の神様としては、宗像三女神のなかの市杵嶋姫命と同一神だとされています。
こちらは宗像大社中津宮がある大島にある、厳島神社の元宮と伝わるお宮です。
日本における弁財天信仰の起源は奈良時代に遡ります。
弁財天は智恵を増し、言説をさわやかにし、悟りを開かしめ、不思議な福智と弁財と無尽の智恵を与えると信じられてきたことから、のちに弁舌や智恵の神、延命や財宝の神となったのでした。
七福神信仰は京都を中心に広がりましたが、江島神社の布教によって弁財天信仰は関東を中心に繁栄していったのです。
腕が多くなると剣や法具を持つ像もありますが、私は琵琶を携えた美しい弁財天が好きです。
水の流れがあるところに弁財天あり。
まるで導かれるようにして、人生が本来の流れへ乗っていくような体験を何度もしてきました。
セッションで配信する動画では、さらに踏み込んでお話ししていきます。七福神をありありと感じていただければ嬉しいです。
春分の遠隔セッションはこちらのページからどうぞ。
27日までお申込みを受け付けています。
榛名神社の弁財天は、水の流れの近くに立っています。
それでは、今日もこの言葉で。
愛は世界をつくる ~ Love makes the world. ~
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掲載元:サラスバティ(弁財天)は、必要な流れへと人生を向かわせます
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