旅するスピリチュアル・カウンセラー竹内ミカ
熊野へご案内したとき、皆さんから歓声が起こるのは、この熊野川のブルーです。
お水って不思議ですよね。
こんなにブルーなのに、近づくと透明になっちゃう。
私はこの熊野ブルーを見るたび、心が深く動かされます。
心が広がって溶けていくような感覚になるんですね。
さて、七福神についてをご紹介してきていて、今日は毘沙門天ですね。
威光をあらわす毘沙門天(←この記事)
人望をあらわす福禄寿
長寿をあらわす寿老人
大量をあらわす布袋尊
久留米市の高良大社、奥の院はもともと毘沙門天をお祀りされていました。(ここに2013年の不思議体験を書いています。)
毘沙門天はインド出身です。
サンスクリット語のヴァイシュラバナが略されていく間に毘沙門と変換されていきました。
古代インドの叙事詩 『マハーバーラタ』 『ラーマーヤナ』 などには、毘沙門はヒンドゥー教におけるクベーラ神の別名と記されています。
クベーラ神が財宝福徳の神ということから、毘沙門天が福徳の神と信じられるようになりました。宝棒で邪鬼を追い払い、左手で持つ宝塔で豊かさを授けると言われています。
クベーラは西チベットの山に住んでおり、北方を守護する神ともされています。四天王の毘沙門天は北を守護します。
戦いの神としては、必ず目的を達する強い意志とスピード。
そして、インドでは知恵の神、財の神。
日本では、室町時代に「毘沙門天を信仰すれば財宝富貴自在の福利を得る」として信仰が広がりました。
高野山の中門、多聞天。(多聞天は毘沙門天の別名)
生き生きと動きが合って大好きな像です。
四天王として常時、如来の道場を守り、法を聞くことが多いことが多聞天の由来だそうです。
増長天の胸にはトンボがいます。カメラ目線で撮りました。
トンボは悪を許さないという象徴とのこと。
日本全体で見ると、毘沙門天をご本尊とする寺院はそれほど多くありません。

セッションで配信する動画では、さらに踏み込んでお話ししていきます。七福神をありありと感じていただければ嬉しいです。
春分の遠隔セッションはこちらのページからどうぞ。
27日までお申込みを受け付けています。
榛名神社の毘沙門天は、参道入口にあります。
それでは、今日もこの言葉で。
愛は世界をつくる ~ Love makes the world. ~
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掲載元:真心と誠意をもってスピーディに願いを実現していくコツは
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