旅するスピリチュアル・カウンセラー竹内ミカ
七福神についてをご紹介しています。今日は寿老人ですね。
長寿をあらわす寿老人(←この記事)
大量をあらわす布袋尊
寿老人は、福禄寿と混同されやすく、日本では馴染みが薄い神様かもしれませんが、老子と同一だとされています。
日本に寿老人を主祭神とする神社はなく、寺院でも、ご本尊と別にお祀りされていることが多いようです。
室町時代に中国文化に憧れる禅僧が、福禄寿と寿老人の信仰を取り入れました。
寿老人は杖を持ち、杖に巻物をぶら下げている姿として描かれます。この巻物(司命の巻)と呼ばれる一人一人の人間の寿命を記したものだと言われています。
寿老人が私たちにもたらすのは、「道」と「力」です。
また、鹿が一緒に描かれるのは、鹿が中国で「ロク」の発音のため「禄」をもたらすと考えられたからです。
鹿が神様のお使いだとされるのは、奈良の春日大社、茨城の鹿島神宮です。
特に奈良の春日大社を信仰する人々に、鹿を連れた寿老人が馴染まれていき、次第に福の神となっていきました。
また、関東でも、江戸時代になって、ある神社の信仰を中心に寿老人の信仰が広がっていきました。(こちらについては動画の中でお話ししますね。)
さて、こちらの絵は約10年前、あるアーティストに描いていただいた私のハイアーセルフです。
洋風ではありますが、寿老人にとても似ています。
セッションで配信する動画では、さらに踏み込んでお話ししていきます。七福神をありありと感じていただければ嬉しいです。
春分の遠隔セッションはこちらのページからどうぞ。
27日までお申込みを受け付けています。
榛名神社の寿老人は、桃を手に持っています。
木漏れ日が美しかったので、短い動画でご紹介します。
それでは、今日もこの言葉で。
愛は世界をつくる ~ Love makes the world. ~
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掲載元:「道」と「力」をもたらす、寿老人の深さ
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