旅するスピリチュアル・カウンセラー竹内ミカ
七福神についてをご紹介しています。今日は布袋尊ですね。
大量をあらわす布袋尊(←この記事)
布袋和尚は中国に実代した僧で、死後に弥勒菩薩の生まれ変わりだとして神格化されました。
大きな袋とお腹がトレードマーク。
袋には食べ物が満ち、尽きることがありませんでした。
また、不思議なエピソードも多く残っています。
和尚が雨用の草履を出して雨の支度をすれば雨が降り、屋根の下で眠らず野宿をした夜には雨が降らなかったと言います。
相談をされると的確な助言をしました。こうしたことから、占いの名人として知られていったのです。
仏教で弥勒菩薩は「未来仏」とされています。
像として、瞑想にふける姿をかたどった弥勒菩薩像は、京都の広隆寺に所蔵されています。
布袋和尚は臨終のとき、次のような偈(げ…教えを詩にしたもの)を残しました。
弥勒は真の弥勒にして、分身は千百億なり。
時々に時人(じじん)に示すも、時人自ら識らず。
弥勒菩薩は多くの分身を用いて常に仏法を人々に説いているが、そうと分からない人が多いという意味です。
この教えから、布袋和尚は弥勒菩薩として慈悲を広げていたという信仰が生まれたようです。
布袋信仰は日本に伝わると、禅寺に広まっていきました。
人々に食べ物と知恵を与え、自身は無欲に生きる姿から、真の慈悲を実践していたと信じられています。
春分の遠隔セッションはこちらのページからどうぞ。
27日24時までお申込みを受け付けています。
それでは、今日もこの言葉で。
愛は世界をつくる ~ Love makes the world. ~
プライベートブログはこちらで更新しています。
メールマガジンはこちらです。(購読お申し込み後、確認メールが届きますのでメールボックスをご覧ください。)
掲載元:未来を見通し察する力をもたらすのが布袋尊
※各著作権は各ブログ運営者様に帰属します。