旅するスピリチュアル・カウンセラー竹内ミカ
「美しくなりたい」と願いながら、心で「無理だろうな」と思っていることがあります。
「幸せになりたい」と願いながら、心は「簡単じゃないよ」と思っていることがあります。
願いと心の声が、完全一致していない状態です。
もしも、宇宙がその両方の声に耳を傾けているとしたら、質量の大きい方が実現していくでしょう。
だからこそ、自分でブレーキを踏むような考えは辞めたいと思うのに、どうしても叶わない方を考えてしまう…というご相談が度々あります。
心の声は、別の言い方をするなら「変化を怖れる声」と言う事もできるかもしれません。
未来が見えないと思い込む時に、エゴは不満足でも現状維持のほうがマシだと思い込ませようとします。
変化した先が上手くいくと分かっていれば選べるのに…と思うのなら、自分の未来のことも、宇宙のことも信じていないということです。
これは、未来を信じられないというケースです。
世界にはこんなに生命力があって、美しさが溢れているのに、自身の未来は難しいと決めてしまっているのです。
一方、過去を信じられないというケースもあります。
幼い頃からコンプレックスがあったとして、そのことを気にして、願いが実現しない方向にエネルギーを掛け続けているのだとしたら、それは蓄積していく一方になりますね。
ますますブレーキの方が強くなっていきます。
どちらも、カウンセリングでもよく扱うケースです。
未来が信じられないというケースも、ブレーキがあるから変われない…という無限ループに突入しているケースも、どちらの場合でも、変化を起こす可能性がある方法があります。
それが言霊のバイブレーションで刺激していくことです。
魂の声は、心の声よりも深いところに存在しています。
もっと成長したい、発展したいと願っています。
そこに言霊のエネルギーを届けていくと、魂が震え、輝きはじめるのです。
やっと見つけてくれた…と喜び、輝き始めます。
私自身、不思議な体験をしたことがあります。
何が不安で孤独なのか分からないまま、漠然とした怖れを抱いていた時期に受けたセッションで、ある言葉を唱えるようにと促されました。
それを唱えたら全身から何かが蒸発していき、理由が分からないまま、涙が溢れました。
そして、真っ白で暖かな世界で、安心の中に存在しているという感覚を思い出したのです。
本当は、この感覚だけで生きていくことができれば、何もかも自由だし平和で安心でしょう。
私たちの魂は、そうした大安心の世界に存在しています。
本当の優しさや暖かさに包まれて生きています。
すべてを把握した上で、あえて様々な難易度のチャレンジを設計し、自ら取り組んでいます。
だって、成長したいから。
愛を経験し、分かち合いたいからです。
すべては魂は分かった上で、なのです。
魂の感覚を思い出し、取り戻していくと、本当は安心安全の傘に守られていることに気づくのです。
心から安心という感覚を体験したい方は、言霊の講座をぜひどうぞ。
掲載元:漠然とした怖れや不安の理由と、その向き合いかた
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