旅するスピリチュアル・カウンセラー竹内ミカ
どこに行っても自分らしく在る人と、居場所が変わると不安や居心地悪さを感じる人がいます。
カウンセリングで扱うテーマには、
・自分の存在価値がわからない
・「ここにいていいのかな…」 と不安を抱いている
というケースも多いです。
もしも、自分の存在そのものへの信頼がなかったとしたら、
「私、ここにいていいのかな」
…と感じることって、とても不安ですよね。
そんな不安を感じているときに、「ここにいていいんだよ」 と声を掛けてもらうと、ホッとするものです。(身近で不安そうな人がいたら、そうして声を掛けてあげてね。)
居場所という概念は人によって千差万別。
私は「自分の居場所は自分で作る」 という考えなので、どこに行っても自分の世界を広げます。
一方、パートナーのケンさんは自分の快適な居場所 は環境によって作られるので、人生において最優先で守りたい大事な事項です。
そこで、彼に対しては、自分の居場所が大事にできる環境を最大限に気を使っています。
たとえば、寝具などを買う時「どれが一番、心地いい?」 と、居心地の良さを本人に確認して選んでもらいます。
お水を飲むガラスの食器は、手と唇が触れるものだから、本人に感触を確かめてもらって、納得いくものを買います。
一方で、おうちごはんに使うプレートは、私の好みで買っています。(彼はほとんど触れないので)
…という風に、工夫します。
自分が大事にしている感覚を知って、尊重することを積み重ねていくと、自尊心が育っていきます。
相手が大事にしている感覚を知って、尊重するようにしていくと、「自分は大事にされている」 というメッセージが伝わっていきます。
言葉で伝えることも大事だけど、こうして行動を通して相手を大切に思っているということを伝える方法はたくさんあります。
自分を大切にしているうちに、他者のことを尊重できるようになるでしょう。
また、相手を大切にしているうちに、自分を大切にするということに目覚めていくこともあるでしょう。
だから、どこからアプローチしても、すべての循環が良くなると私は考えています。順番は気にせず、できることからやってみましょう。
さて、凍り付いてしまった心を溶かす魔法の言霊をそっとお教えします。
次の言葉を声に出して読んでみてください。
私はここにいる (10回繰り返す)
私はここにいて、愛されている
どうせ私なんか…とカチコチにしてしまっている心が解けていくと、「私って、案外、愛されていたんだな…」 と気づきます。
私は、長年のひねくれ根性で、自分を愛するとか、自分が愛されているという言葉や感覚を、素直に受け取ることが難しかった。
そんな性格だから、大事にされていても「どうせ今だけだ」 と思ったり、「裏があるに違いない」と思ったりした時期もありました。
それが、スピリチュアルを学び、心と意識のことを学んでいくうちに、「案外、愛されているものだなぁ」 と思えるようになっていきました。
この「案外」 がミソ。
素直じゃなかった私には、私は完璧に愛されているなんて、怖れ多すぎて言えなかったのです。
愛されているという言葉が照れくさくて受け止めきれないという、私みたいな方は、「案外」 という便利な修飾語をつけて、声に出して言ってみてください。
案外、効果が出ますから。(笑)
言霊を使うと、深いところにあった塊が解けていくようなことが起こります。ぜひ講座で体験してください。
掲載元:自分自身の存在に対する不安や恐れ、疑いを溶かす魔法の言葉
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