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「完璧でなければならない」以外の視点も持ってみよう

旅するスピリチュアル・カウンセラー竹内ミカ 

人が持っている常識や理念は、その人それぞれに違います。

 

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心の学びを進めていく中で、必ず向き合うことになるひとつは、「正当性」というテーマです。

 

正当性には様々な感情が絡まって複雑化していることが多いけれど、ひとつひとつ向き合っていくと、ある時点でバサッと大きく解けていくことがあります。

 

いずれにせよ、自分自身についてをより深く知っていくきっかけと、変化のきっかけを得ることができます。

 

今日は正当性に繋がる「完璧でなければならない」についてをお話ししましょう。

 

 

私の母は超・完璧主義だったので、テストは100点を取るべきだという信念がありました。

 

別に強要されているわけでもないのに、私はプレッシャーを勝手に感じていました。

 

育つ環境で感じたことは、価値観の一部となっていきます。

 

そして、同じような体験を持つ人との繋がりを引き寄せ、互いに気づきや癒しを起こしていくようになっています。

 

 

親友が、95点の思い出をよく話してくれました。

 

95点のテストを褒めてもらうつもりで持って帰ると、母親から「残り5点はどこに行ったの?」と言われて悲しかったというエピソードです。

 

親友のお見舞いに行ったとき、お母様と話す機会がありましたので、そのエピソードの話を投げかけてみると、

 

「言った瞬間、しまった!と思ってたのよ」と、お母様は当時の思いを教えてくれました。

 

この瞬間に、親友も私も、心の奥の氷が溶けたような感覚がありました。

 

親友はよく勉強する優等生だったけれど、その動機には95点事件が関係していました。つまり、後の人生を創るために必要な体験を自ら設定していたのだと思います。

 

そして、それも30年ぶりぐらいに氷解しました。

 

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たとえ傷ついた体験であったとしても、いつ体験して、いつ解消していくか、自分がシナリオとして決めてきていたことなのかもしれません。

 

たとえばお芝居の台本で言うなら、出来事のひとつひとつに一喜一憂したとしても、物語は進んでいきます。

 

物語を描いた人は、大きな流れを知っています。

だけど観客として見る人は、ひとつひとつに一喜一憂して翻弄されます。

 

自分の人生についても同じで、一喜一憂して翻弄されるのは観客目線です。

 

大きな人生を(転生いくつ分も)描いているハイアーセルフ(大いなる自己)は、魂の成長物語の1シーンに翻弄されることはありません。

 

このハイアーセルフとロウワーセルフの視点を両方、持っていけると、感情を味わうだけでなく、楽しむこともできるようになるでしょう。

 

意味があるのだろうかと思っていた出来事が、思わぬ形で今の何かに繋がっていくことがたくさんあります。

 

だから、一喜一憂してもいいし、しなくてもいい。

 

ただ、そこにこだわりすぎて身動きが取れなくなるよりは、いつか意味が繋がる時が来るのだろうと大きく捉えて、少しずつでも前へ進んでみませんか。

 

ハイアーセルフが描いている大きな物語を、もっともっと信頼してみましょう。

 

幼少期の私。
ここは今、シロクマを見に行きたい動物園のひとつです。

 


 

5月度の遠隔セッションは、6月1日~3日に行います。

過去と現在を癒し、未来を創造するエネルギーワークです。

 

 

 

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それでは、今日もこの言葉で。

 

素敵な一日を虹

 

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