旅するスピリチュアル・カウンセラー竹内ミカ
絶対に相手が間違っていると思う時は、自分が正しいと思い込んでいる時でもあります。
昔、母が「人の使命は、誰かを看取ることにあるんじゃないかと思う」と言ったことがありました。(母は介護業界に関わっていました)
この言葉は私の中にずっと残っていて、私にとって人生における大きなテーマは何だろうといつも考えていました。
そして、様々な経験を通じて、「絶対に間違っていると思う人のことをどうゆるすか」にあるのではと感じています。
間違っていると思うということは、
正しいがあると思っているということです。
それって本当?と自問自答していくのです。
善悪正邪について考えるきっかけになるし、自分自身を知るチャンスにもなります。
約20年前、私が和合を意識するきっかけになった出来事がありました。
ある人(女性)との関係性で、人として好きなのに、とても失礼なことを繰り返しされている気分になるのです。
もう私は完全に被害者の気分になっていて相手が悪いと思い始めていたので、お世話になっていたヒーラーさんに相談しました。
すると「魂同士が古い繋がりで、もうアトランティス時代から戦ってきてるよ」と言われたのです。
今回の人生で人として相手のことを好きだと思っていても、どこか深い部分では何かが違うと感じていた理由が明らかにされていきました。
このセッションの後、新幹線で広島から東京へ帰るまでの数時間、相手の幸せと発展をひたすら祈り続けました。
翌朝、彼女が突然、こう言いました。
「昨日の夜、もうなにもかも、もういいや~って思えてきて、平和な気持ちで全身が満たされたんですよね」
驚きました。
新幹線で祈っていたことは誰にも言っていなかったけれど、こうして祈りが愛の奇跡を見せてくれたのです。
話し合って誤解を解いて分かりあっていくのも一つの方法ですが、相手をとことん祝福することで、その話し合いさえもより愛ベースに進めることができます。
アトランティスからの(笑)長い長い戦いは、厳島神社参拝をきっかけに、急に和合へと向かいました。
和解したのではなく、それぞれが攻撃をやめて愛と平和の中に自分を浸したのです。
これを機に、源氏と平家の和合を祈る旅を始めました。
私のこの20年は、和合というテーマにエネルギーをかなり向けており、セッションでクライアントと一緒に取り組む機会も多いです。
私たちは人との関係性の中で、不調和も経験します。
これを調和していくためには、善悪という結果を探そうとするのではなく、まず根底で相手を祝福しようとできるかどうかが大事です。
本当に嫌いな相手のことは、祝福したくない自分が出てきたりします。
自分の中で葛藤や戦いが起きます。
これこそ、新たな自分を見つけていくチャンスだと私は捉えています。
今月の遠隔セッションは、自分の深い部分にある意識との和合を目指しています。
動画セミナーを視聴いただいて思考で理解していくことと、エネルギーヒーリングで目に見えない領域を癒していくことを同時に行うのが遠隔セッションです。
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掲載元:和解ではなくて、和合を目指すこと
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