旅するスピリチュアル・カウンセラー竹内ミカ
毎日、たくさんの方からお悩みが届きます。
その多くが、自分を自分で責めて苦しくなっているというもの。
今日は、2013年に諏訪大社で戴いたお札をお見せしましょう。
「心不競(こころきそわず)」 と書かれています。
御柱祭のときのご用材で作られたもので、サロンでも特に存在感を放つ一体です。(B4サイズぐらいあります。)
この板を眺めていると、スッと心に息が入ってきます。
写真からそのエネルギーが届くように撮りましたので、感じてみてくださいね。
さて、誰かと比較して苦しくなるとき、そこにはどんな気持ちが起きているでしょうか。
「こんな自分ってダメだなぁ」 と感じる人もいれば、「なぜ自分はあの人のようにできないんだろう」 と思う人もいるでしょう。
その、「自分がどう思って感じているか」 だけが、比較から抜け出すために必要な鍵です。
私は天才タイプではなくて、努力をコツコツと積み重ねてきたタイプです。
そんな私は、「努力しないで上手く行く人」 と、「努力しないのに周囲に助けられる人」 を見たときに、心が揺らいでいました。
そういう人を見て、叶わないなぁ、負けた、と思っていました。
なぜって、私は努力を止めることができないし(笑)、努力しないまま誰かに助けてもらうことを選べなかったから。
あっズルい…と思うけど、同じようなやり方は決してできない。
(というか、したくない。)
したくないので、努力で頑張る道を行くという選択以外、残らないのでした。
これが、努力して頑張るしか生き方がなかった時のパターンです。
そもそもの発端は、比較から始まっている。
そして、みずから努力と頑張りの道を選び取っていたのです。
自分で努力の道を選んでいるのに、その道以外の人を羨んだり、ズルいと思ったりするのは矛盾ですね。
「なぜ自分はあの人のようにできないんだろう」 と思って羨むのをやめて、ひとつ、真似してみました。
ここは自分の妙なプライドが騒ぎましたが、それを一旦捨てて、真似をしてみると、世界が少し変わりました。
可愛がってもらえるし、大切にしてもらえるし、手伝ってもらえるし、助けてもらえる。助けてくれた人も、喜んでいる。
世界って、こんなだっけ~?と驚きました。
少し、コツが分かりました。
まずは、「自分なり」 を辞めればよいのだと。
こんな風にして、少しずつ、自分の世界を変えていくように、選び直していったのです。
優しい世界へ移行するには、これまでの価値観を手放していく必要があります。
一番無用なのは、比較という行為。
次に、自分を責める行為です。
「あの人」 は他人ですから、同じように出来なくて当然です。
それよりも、自分にしかできないことを磨いていくほうが、無理してパワーを高めなくてもできる道です。
そのためには、自分を知っていく必要がありますね。
どんな強みがあって、弱みがあって、どんな時に嬉しくて、どんな時に生きがいを感じて、どんな時にやる気を失うのか。
そうしたことを明確にしていく作業が、自分を知る作業です。
そして、どんな自分であっても、自分が自分の一番の味方でいられるよう、好きになっていくことが大事。
誰かと比べて気持ちが苦しくなるときの処方箋は、
誰かと比べたとき、どう感じたかを知る
他人なのだから、比較する意味がないと気づく
自分の心がブレる時の状況を書き出してみる
そんな弱い自分であっても、好きでいると決める
羨ましいと感じる人の真似をひとつだけしてみる
です。
それでは、今日もこの言葉で。
愛は世界をつくる ~ Love makes the world. ~
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掲載元:誰かと比べて気持ちが苦しくなるときの処方箋
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