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「お金で買うオンナの幸せ」TOKYO LOVE BIBLE ⑥

旺季志ずか 

(model by lily/masumisakaki)夫が早く帰ってくる日Tバックのショーツにピンクのひらひらエプロン。そしてエロい気持ちになるパフューム。それをつけて玄関まで迎えにでた。今から思うとここまでやるかと思うけどこの頃は脳内が欲求不満のウィルスでどうにかなってた。世の中のイライラ女の95%がセックスしてないって思ったらいい。そのくらい官能的なセックスは頭を緩めてくれる。私は入ってきた夫の頬にキスするとさっと背を向けてリビングに入っていく。カタチのいいそそる尻が見えるように。キッチンに立って味噌汁をあたためた。これで今日は獣のように楽しめる。だってもう半年もし、て、な、い。16歳で初体験してからこんなことは初めて。私のこんなはしたない格好をみたら彼の疲れも吹っ飛ぶわ。そう思いながら振り返った私を見た彼は視線をはずした。おぞましいモノを見たように。そして背を向けて何事もなく言った。「風呂入ってくる」なぜ?なんでそんなに私を拒絶するの!?私は半年の間に溜め込んだ我慢がマグマのように噴き出して彼の背中のスーツを掴んだ。「私たちもう半年もしてない。なんで!?何が問題!?」彼は何も答えず、そっと私の手をはずして寝室に消えた。その夜ベッドに入った私は声を殺して泣いた。身体が壊れるんじゃないかと思うくらいの寂しさが襲ってきた。原因はわからない。だけど彼が女としての魅力を私に感じていないことだけは確かだった。涙が溢れる私の隣で夫は息もたてずに眠っていた、、、、、。この日から私の「性」というものとの闘争?が始まった。はぁ〜何度思ったかしれやしない。もしもあの頃女性用風俗があったなら、、、、もしかしたら私は夫と別続きをみる

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