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2024年4月9日、牡羊座新月(皆既日食)。過去から「生」が立ちのぼる。まるで、春のように。

真木あかり氏 

2024年4月9日、おひつじ座で新月が起こります。今回の新月皆既日食を伴い、今回は北米で観測できるとのことです。皆既日食は「特別な新月」「とりわけパワフルな新月」で、新月が持つ「スタート」の意味合いがいっそう強調されます。人によっては、何もかもまっさらにしたところから力強くスタートを切る、再起動するなどといった形で「特別」「パワフル」の意味合いが出ることも。おひつじ座は12星座のトップバッターですから、いっそう「はじまり」感が強調されます。

こうした影響は、皆既日食が観測できる場所でもっとも多く出るとされています。北米では現在、大統領選を巡ってさまざまな報道がなされていますが、動向によく注意を払っておきたいところです。

 

この新月皆既日食)については、新月占いでも書かせていただいておりますので、よろしければご覧になってみてください。

www.junonline.jp

今回の新月は、おひつじ座で起こります。12星座のトップバッターであるおひつじ座は世界に勢いよく飛び出すようなエネルギーを持っているのですが、今回は同じおひつじ座に滞在している水星が「逆行」という動きを見せているので、この新月のスタートで起きることは、通常よりも時間がかかると思っておいたほうがいいでしょう。思ったほどうまく進まなかったとしても、だからダメだとジャッジするにはちょっと早いのです。「そういう時期」と思って、程よく粘ってみることです。

 

水星逆行は「過去」とも関連が深い現象です。加えて、この時期の星回りは星占いで使う10個の星がすべて、みずがめ座からおうし座の4星座に、かつホロスコープに向かって左、東半球にぎゅっと固まっていることも「過去」を感じさせる配置です。ホロスコープのサイクルはおひつじ座から始まり、うお座で終わります。星々はこのサイクルのなかを巡りながら、それぞれに成長や気付きを促してくれるのですね。みずがめ座うお座といった終わりに向かう星座と、おひつじ座・おうし座といったはじまりの星座。終わりゆくもののなかから、立ちのぼるものがある──まるで、春のように。そんなイメージをともなう新月皆既日食)です。

そして、そうした流れを起こすトリガーは「自分」です。この新月において、自分以外の誰かがトリガーになることは、少ないのかなと思います。

 

過去は学びと経験の集積であり、始まりは常にそれらを糧として花開きます。良いこと、すぐれたことがたくさんありましたね。美しい思い出も、得られた宝物も。でも、そればかりでもないのが人生です。喪失の痛み、失敗の悔恨、至近距離から突き飛ばされるようにして断ち切られた絆。今も忘れない光景は、時間の経過とともに少しずつ輪郭がぼやけていきます。くっきりと胸に残るあの日の色も、しだいにやわらかな中間色へと変わっていきます。宙に放ったまま受け取ってもらえなかった「どうして」も、それでよかったのだと思えるようになるのでしょう。

さまざまな過去が絡み合いながら、痛みかも喜びかもわからないほどの奔流のなか、始まりゆくものがあります。自分の人生を生きたいと、感じるのだと思います。どんな過去も抱きしめながら、前に進んでいきませんか。静かに、自分のなかで「再起動」に至るような出来事が、あるかもしれません。

 

どなたにとっても、よい新月でありますように。

 

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<取るに足らない近況>

全然近況でもなんでもないのですが、元彼で「どうにも店選びにハズレが多い人」というのがいました。ウェブでいろいろ調べてお店を選んでくれるのですが、「トイレの芳香剤のにおいがするおしぼりが出てくる焼肉屋」とか「グレーのまぐろ刺が出てくる居酒屋」とか、「ピンクなお店に囲まれすぎているイタリアン」とか。なんかもう、現地に着いてから「そう来る!?」とわかるので逆に面白かったのですが、あれはいったい何だったんでしょうか。ある意味、引きが強すぎて面白かったんですがあれは何だったんだろう。まあどうでもいいか。別れるときにメチャクチャ揉めて(バキューン)(バキューン)が(バキューン)して(バキューン)(バキューン)だったので二度と会うこともありませんが、こういう過去は再起動しないようにしようと思うのでした笑(笑っている場合ではない)

掲載元:2024年4月9日、牡羊座新月(皆既日食)。過去から「生」が立ちのぼる。まるで、春のように。
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