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2025年5月13日、蠍座満月。自分自身への深い洞察と、受け取るものの選択。

真木あかり氏 

2025年5月13日、さそり座で満月が起こります。

さそり座で、しかも8ハウスの月ですから”さそりみ”が強いですね。自分を深く掘り下げる、強く強くこだわる、その度合がとんでもなく強い──だからこそ、”満ちる”ものも多いのであろうと思います。

 

この満月については、いつもの通りVOGUEさまで書かせていただいていますので、ぜひご覧になってみてください。

www.vogue.co.jp

満月は物事が一定のレベルまで到達し、振り返りを行うタイミング。今回の場合は「継承」の意味合いが満ちていくことになります。

他者から受け取ったお金を、どう活かしていくか。他者が培ったノウハウを、どう受け継いでいくのか。継承の意味合いはとても強く、そこには重さの分だけ、責任が伴います。その相手からの期待も、中途半端なものではないのです。「やっぱナシで」などと言えない、恩義や忠誠心のような強い生まれるのです。誰かがずっとあなたを見てきたという、積み重ねが満ちることで決断に至るのですね。

そのそも「受け取るかどうか」ということも、あなたは選べます。ただ、断るにはまた気まずさや申し訳なさが多くの場合、セットです。それもまた、「引き受ける」まわりで起こります。

こうした作業は、決して理屈ばかりで判断できるものではありません。自分の弱さやズルさ、いけないところを生々しく見つめる時間になるでしょうし、場合によっては相手の本気に懐疑心を抱くこともあるでしょう。それでも、受けるか。やめておくか。自分のエゴも見えてくるのですね。

 

何を受け取るかは、自分が決められる──そのまわりの、いっさいがっさいも全部まとめて。面倒くせぇなあ、実に面倒くせぇなあと思わないでもないのですが、逆に言えばそれだけ自分は頑張ってきて、自分にたくさんの分岐点を作ってあげられているということなんですよね。生きられる人生のバリエーションを増やすことができている。いくら面倒でも、それって希望です。

さらにいえば、人は自分で決めたことしか、頑張ることはできません。いくらAIが妥当だとした選択も、「賢いAIがそう答えを出したから」では、本質的には頑張れないのです。この満月では、ほんの小さなことでも誰かに相談するのではなく、自分で決めることが大事なのだろうと思います。

 

対岸にある太陽の隣には、「自由と改革の星」と呼ばれる天王星があります。天王星は突発的な変化と分離を伴う星。もしかすると、なんらかのものを手放すことで、自動的に物事が満ちていく──そんな読み方もできますね。

 

どなたにとっても、良い満月でありますように。

 

<宣伝>

5月30日(金)、東京・神保町の書泉グランデ様で鏡リュウジ先生とトークセッションさせていただきます!まだ少しだけお席があるようですので(5/12時点)、ぜひお申し込みください。

www.shosen.co.jp

 

<近況>

5月11日、文学フリマ東京40に出店しました!

不運本はおかげさまで完売です。エッセイ集『星の数ほど』、不運本サブテキスト『林檎と檸檬』、どちらもたくさんの方にお手にとっていただき感謝申し上げます。おひとりおひとりにお礼をお伝えできて、本当に嬉しくて胸がいっぱいになりました。5時間立ちっぱなしでしたが疲れを感じることもなく、楽しく充実した時間となりました。

画像は千田歌秋先生に撮っていただいたすしざんまいポーズ。完全に調子に乗っています。へいらっしゃいができるくらい、たくさんの本を出させていただけていることがまた、とても嬉しいです。ここで「へいらっしゃいはいらんわ」と思われた方、おっしゃるとおりです。

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9月は大阪の文学フリマに参ります。完済は以前、阪急梅田本店さまでトークショーをやらせていただきました。なかなかお伺いできずにおりましたが、機会は自分でつくるもの!と思い、出店を決めました。たくさんの方にご来場いただけたらいいなと思っております。

掲載元:2025年5月13日、蠍座満月。自分自身への深い洞察と、受け取るものの選択。
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