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真木あかり氏

2020年9月2日、うお座満月。心の澱を見つめるとき。降り積もった悲しみも怒りも、憎しみも、どうかやさしく。

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真木あかり氏 

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2020年9月2日、うお座で満月が起こります。心の深いところの癒やし、手当をすること、浄化といったキーワードと関連が深いタイミングです。

ちなみに満月は「満ちる」という字が入っている通り、物事が到達点に至るタイミングです。この到達点というのは、望んだことが叶うような嬉しい状態である場合も多いのですが、決してそれだけではありません。到達は、ある場所に「至る」ということ。選択と行動によっては、自分が望まない方向に「到達」することもあるわけです。さあ満月だとなったら、何かが起こるのを待つのではなく、まずは今の自分を穏やかに見つめてみることが大事です。なかなか調子が良いぞと思えるのであれば「よしよし」と自分を褒める。いや、とてもじゃないけど良いなんてもんじゃないなあ、と思うなら軌道修正をする。具体的には、ここまでの選択と行動をいったんストップして、方向性を再検討する。そんなふうに使っていくといいんですね。新月の「スタート」という意味合いと比較すると、人によってあり方がかなり異なる。それが満月なのです。

 

わあー出だしからいきなりくどい記事になってしまいましたが(「人間としてもくどいではないか」というのは言わない方向でお願いします)、今回のうお座満月、なかなか精神性の高い満月となりそうです。心の深いところを見つめる、そしてどんな感情を「自分のもの」として今後、持って生きていきたいかを見つめてみるといいときであると、私は解釈しています。

たとえば嬉しい気持ちや愛といったものは、大事にしていきたいところです。一方、記憶に刻まれた怒りや悲しみ、憎しみといった、いわゆるネガティブな感情はどうでしょうか。とっととなくしたい、解放されたいと思う人は多いことでしょう。ただ、こうしたものって「消そう」「逃れたい」と思うとかえってその引力に絡め取られることが多いものです。ここが、今回の満月のポイントとなります。

ネガティブな感情は、一般的に良くないものとされています。ただ、「こんな感情を持っているのは、いけないことだ」と思えば思うほど、辛くなってしまうのは事実です。なぜなら、辛い思いをした自分をさらに「おまえダメだよ!」と否定しているようなものだから。辛い思いをしたのに、その傷はまだ癒えていないのに、どうして「なかったこと」「ダメなこと」みたいに扱われなくちゃいけないんでしょうか。それを自分で自分にやるわけですから、しんどくなって当然です。

 

この満月では、ネガティブな感情――悲しみとか怒りとか、憎しみとか、惨めさとか――そうしたものを、しっかり見つめてあげられると素敵です。「まだ悲しかったんだね」「実は、すっごく怒ってたんだね」とか、なんでも大丈夫。「惨めに感じるということは、幸せになりたくて一生懸命だったんだよね」と、自分への理解を深められる人もいるのでしょう。そうやって、理性とか社会的規範で押しつぶしてきた本心をちゃんと見てあげる。そしてこれからは、どんな感情を「自分のもの」として持って生きていきたいかを、いろいろ思い巡らせて置き換えていくのです。

たとえば…

悲しませ傷つける人よりも、大事にしてくれる人を選んでいこうとか。
憎む気持ちは消えなくても、そこにかけるエネルギーを仕事にぶつけていこうとか。
惨めだった過去は変えられなくても、幸せでいられる場所に移ろうとか。

そんなふうに「自分のもの」にしたい感情に変換していくことで、ネガティブな感情は自然に手を離れていきます。「浄化」と言い換えてもいいでしょう。それがいつになるかは、人によって異なります。満月でいきなりポーンといったら面白いですが、人はそんな単純ではありませんから。満月できっかけ作りをする、くらいに思っておくのがベストかなと思います。

 

いわゆる“いい人”になろうとしなくて大丈夫です。誰かを許そうとか、いい勉強になったと思おうとか。そういったことを「しようと頑張る」のは、やっぱり傷ついた自分を置いてきぼりにすることなんですよね。私は思うんですが、許すとか認めるって「そうなる」、つまりいつの間にか「まあいいや」といった気分に「なっている」ことが一番、自然なんです。聖人君子じゃないんだし。

いらない気持ちも、大事な経験です。人間として成熟するためには、簡単に手放したり忘れたり、しなくていいんだと思います。いけないのは、悲しみや憎しみに執着し続けること。自分には手放す能力がある、ということは、いつも忘れないように。そのためにも、どうかやさしく、自分の心の澱を見つめてあげてはどうだろうかと、私は考えています。

どなたにとっても、良い満月となりますように。

 

 

(余談1)

私にもネガティブな気持ちはあります。たとえば憎しみならふたつ。現時点で「どうでもいいや」にできている度合いは90%くらいでしょうか。あと1年くらいしたら消えているんじゃないかと思うのですが、でもまだ10%くらいの自分が、そのひとたちを憎んでいると自覚しています。自分がされたことを思うと、許すなんてできなかった。終わったことだからと気持ちを整理しようとしても、考えても1円の得にもならないと理屈で納得しようとしても、苦しい気持ちはそのままで。
消えない気持ちは、どう手放そうとしても「自分のもの」であり続けます。自分が経験したことだから。でも、愛や絆、嬉しさといった「自分のもの」が、今ではずいぶん増えてきました。いつか、旅先で大事な荷物が増えすぎて、ふたが閉まらなくなったスーツケースから「こんなのいらない、捨ててこ」と未練ゼロでつまみ出すみたいに、自然に「自分のものじゃないもの」にしていけたらいいなと思っています。それまではまあ、時折「あいつの家のトイレというトイレが末代まで詰まってしまえばいいのに」と暗い願望を抱きながら、せいぜいやり過ごして生きていくつもりです。

 

(余談2)

「手放す」という言葉について、最近よく考えています。感情を手放す、記憶を手放す。私もこのブログで、書籍で、何度となく書いてきたように思います。今まで食べたパンの枚数を覚えていないのと同じく、どのくらい使ったかまるで覚えていません。でも、けっこう使ってきました。「捨てる」「断ち切る」と言うと、どうしても力が入ります。仮にも今まで自分の一部だった気持ちで、簡単には忘れられないほど大事だった出来事であるわけです。それを、そんなふうに怖い言葉でどうにかしようとしたら、自分がかわいそうです。一方、手放すというのは、手から離すこと。力を抜くことです。ご負担のないかたちで、次のステップにいけるアクションなんじゃないかなと私は考えています。

ただ、この言葉が浸透するにつれ「手放す」という言葉に抵抗を感じる人も増えているように感じます。「手放すとか言われても」「手放す手放すってうるさいな」といった感じでしょうか。もしも私のブログをご覧になってそんな気持ちになったようであれば(すみません)、「なくす」とか「うっちゃる」とか、お気持ちに合った言葉で受け取っていただけると嬉しいです。しんどいところに、無理して言葉を飲み込まなくても大丈夫です。

 

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掲載元:2020年9月2日、うお座満月。心の澱を見つめるとき。降り積もった悲しみも怒りも、憎しみも、どうかやさしく。
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