CHIE
久しぶりに会う友人やあるいは自分自身について『変化したな』と感じることって皆さんの中でありますか?“以前と別人”“自信が出た”“人間性が変わった”“環境がガラリと変わった”とか、よく言うけれど、その漠然とした「変化」が何によってもたらされるかというと『学習』だと思うんですよね。学ぶということは変わるということである。学び続けてる人は変わり続けてるし、学ぶのをやめた人は変わらなくなる。どんなに良い仕事をしてもどんなに挑戦をしてもどんなに失敗をしても学ばないと人は変わることが出来ません。経験自体が人を変えるのではなく、学ぼうとする姿勢が人を変えるのだと思います。あなたがここまで変わってこれたのは、あなたが沢山の経験から自分と向き合いよく学んできたからです。そしてそれは人格だけでなく現実(今の状況)も、起きた出来事から学びを見出すことで変化します。人間関係でトラブルが起こったりパートナーシップがうまくいかなかったり病気、災難が身に降りかかった時、今起こっていることから気づきを見出すことが重要で、その出来事から学びを得た時、必ず学びの修了の証に現実に新たな変化が訪れるようになっています。この前、あるクライアントさんがパートナーとの関係性が悪くなってしまい悩んでご相談してくださいました。深い悲しみを負いながら以前のような仲の良い関係に戻りたいからパートナーの気持ちを変える方法や「どうすれば」を求めて、私にご相談くださったのだと思います。でも私はそこですぐに回答することができませんでした。それはやみくもな行動で今の現実が変わるものではないから。自分の中で「気づき」を得ることでしか現実は変わらないからです。いま私が「この経験から気づきを見出してください」と回答してもそれはクライアントさんの求めている回答にはならないし理解できないと思ったから、回答をためらっていました。望まない現実を変えたい時、“どうすれば?”は考えなくていい。考えても無駄です。どうにもしなくていいから、この出来事にはどんな意味があるのだろう?どんな学びがあるのだろう?だけを考えてください。そして必ず、自分の中で答えを見つけること。自分で答えを見つけないと学びになりません。そのクライアントさんは幸い、私が返信に困っている期間にご自身のことを内省してくださいました。相手にどうなってほしいかを考える前にまずは過去、現在の自分を冷静に分析し、望ましい自分像を具体化するた続きをみる
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掲載元:学ぶとは変わること
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