Lakshmi Aya(法名は秀麗)
ロコは新しい巣穴をきれいに掃除してから、色とりどりの葉と柔らかい苔で巣穴のなかにやわらかいベットを作りました。
ロコの新しい巣穴の話は森中に広がり、森の動物たちはみな、金色のタヌキのロコとすてきな巣穴を見にやってきました。
動物たちはロコが森にもたらした金色の美しさに驚いていました。
森の鳥たちは甘いメロディーを歌い、リスははしゃいでおしゃべりし、賢い年老いたフクロウのおじいさんも大きな目で瞬きしながら喜んでいました。
ある晩、ロコが星空の下で休んでいると、近くでかぼそい鳴き声を聞きました。ロコがその声をたどっていくと迷子なった子鹿がいました。
子鹿はお母さんとはぐれてしまっていたのです。小鹿は広い森の中で一人ぼっちになって震えていました。
ロコは怯えている子鹿にやさしく、そっと近づいていきました。ロコはお母さん鹿のところへ連れて帰ろうと思いました。
小鹿はロコの金色に輝く尻尾にしがみついてついていきました。
つづく。
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掲載元:金色のタヌキ!創作童話:しゅうれい阿闍梨
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