Lakshmi Aya(法名は秀麗)
ロコは小鹿をつれて森の奥深くへ進んでいきました。
森の奥には急な流れの危険な川、とげのある木の茂み、遠吠えするオオカミの群れ、たくさんの困難に遭遇しました。
それでもロコは勇気を振りしぼり、 機転をきかせて危険な川に橋を架け、機敏に木の茂みを通り抜け、知恵をつかってオオカミの群れに見つからないようにして、子鹿を守りました。
ロコの噂は森中に広がって、勇気、優しさ、知恵をもった金色のタヌキとして、みんなに知られるようになりました。
森の動物たちはロコをたたえ、尊敬して、困ったときにはロコにアドバイスを求めるようになりました。
ロコは年齢をかさねるにつれて、金色の毛がさらに明るく輝き始めました。
それはロコの勇気と無私無欲のこころが、森の魔法の妖精たちに響いたからです。
妖精たちはロコに花のかんむりの贈りものをしました。
つづく。
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掲載元:後編:創作童話”金色のタヌキロコの物語
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