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スマホが削る旅行「体験」

さとうみつろう 

奥さん「お父さん、あそこに見えるお寺、大きいけどなんでっしゃろな?」旦那さん「京都駅の、ド真ん前一等地にあんな大きな敷地、かなり有名な寺なんちゃうか?」さぁ、この後です。「ほな、ちょっと行ってみようか」と続いたのが、10年前。現代では、「ほな、ちょっとスマホで調べてみるわ」スマホが無い時代、ホテルから観える「あのお寺って、なんでっしゃろ?」の続きは必ず、「ちょっと、見に行ってみよか?」だったはずなんです。徒歩5分くらいだし。でも、「あれって何でっしゃろ?」の会話の後に、無言でスマホをいじって「東本願寺らしいよ」「へー。あれが」で終わるようになる。分からないから、僕たちは行く。この目で確かめに。「知らない」ということは、本当に大きなチカラだったのだ。だって「行きたくなる」のだから。さとうみつろうさんなんて、ピピってスマホで調べて、へー、本願寺って西と東があるんだー、家康が分解したんだー、本願ぼこりってこの寺のことかー、と色んな「情報」をスマホで見て、行かなかったもんねwちなみに、行かなかった理由の1つに、「もうすぐ雨」という、こちらも、もちろんスマホ情報。確かに、スマホが無い時代なら、「あれ?大きな寺だな。何だろう?行ってみよう」で行って、ビショ濡れになって帰って来たと思う。「濡れる」という経験すら、もう情報データの中に埋もれ、消えて行った。こんど京都きたら、行こうっと。今週も皆さんが、「情報」より「体験」に溢れる一週間となりますように。↓このカノン瞑想のCDの「データ」も、やはり「体験」を打ち消しちゃったのか、コンサートチケ続きをみる

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