スピリチャルコンサルタントmasami
長くて軸があちこち飛んだ文章になりました、ごめんなさい。
長期的な幸福を得るために
短期的な快楽や楽しみを控えることができる子は、将来的に、短期的な快楽や楽しみを控えられない子より、成人した時の納税額が高く犯罪率が格段に低いという実感結果がある。
という文献を読みました。
うーむむ。
納税額、犯罪率という指標はともかくとして、
セッションの体感としても、
短期的な快楽とか楽したい欲求(めんどくさい、こっちの方が楽そう、早そう、儲かりそう)をどうしても制御できない人は結構場所や人は変わってるけど悩みがずっと同じで、ずっとなんか悶々としてる印象。
一方、長期的な幸福を得るために短期的な快楽や楽に流されない自制心がある人は、たとえ、人や場所は変わらなくても、その時深くてくるしい取り組み中の課題への葛藤があったとしても、葛藤のなかでご自身が変化して、悩みの質が進化してる。
(もちろん人や場所が変わってももちろん)
昨日のクライアントさんの言葉を借りると「生きてる!って充実感のある悩み」
みたいな。
長期的な幸福のために目の前の楽しみや快楽を我慢できる能力は、先天的なI.Qとかも多少は関連するけど、小さい頃の環境と教育が大きいんだって、、、
なーんて言われたら、自分を制御できない人は「もう大人になっちゃってるよ!」と、救いがないじゃないすか!と思ったのですが、
セッションでは、最初お会いした時はどうしても短期的な快楽や楽しみに流されていた方がセルフマネジメントできるようになったケースたくさん拝見してます。
大丈夫。と思う。私は。
(変わらない方も正直一定数いらっしゃる、のも事実、、、)
自分を客観的に見て、
自分や親や自分の属する環境の癖をしって、
癖で無意識に反応しないよう自分を常に見張って、
我を失ったらニュートラルに戻す、を細やかに調整して、
心を平安にする技術をみがいて、
ニュートラルな状態で意識的に選択する。
選択は不幸にならないための選択、負の感情からの選択をしない。
これを、コツコツ来る日も来る日も365日繰り返す。それしかない。
7-10年経てばなんらか変わる。
ただ、どうしても変われない方の共通項はいくつかあるけど絶対なのが
「根気がない。粘り強さがない」方。
なんで根気がここまでないのかなぁと、
取り組みが続かないのかなぁと、研究してたら、大概の方が
「自分の好きがわからない」
「過去自分の意思でなにかを目指して努力して乗り越えたことがない(受験、スポーツ、習い事など)もしくは乗り越えたと思えてない。」
「妙に器用でこれといった挫折経験がない」
どれかの要素があるように思います。
好きがあると、長期的な幸福をイメージしやすい。これをコツコツ乗り越えればあの絶対感じたいアレにたどり着くぞ!みたいな。そしたら必然粘れるよね。
もっというと、好きなことのためなら人から見たら苦労や努力さえも楽しみだったりするもんね。ゴールじゃなくて、ゴールまでの過程こそ醍醐味ってなるよね。
自分の好きって気持ち、ワクワクする、興味があるを自分で探す意義、重要性は絶対。好きが人生にもたらす恩恵はすごい。
好きの対象そのものより、何故それが好きと感じるのか?どんな物に私は何故興味があるのか?自己理解こそが肝。
それから、
一度挫折を乗り越えた経験があれば失敗を乗り越えた先の達成感を知ってたり、挫折がもたらす恩恵をわかってるから打たれ強くなる。失敗に怯えなくなる。立ち直りが早くなる(なかったこととして蓋する立ち直りは別。これはまずい。)
これ、ほんと思うのが、周りの大人が失敗や本人にとっての挫折がどれだけ大事か、失敗、挫折がどれだけ自分を強くしてくれるかいかに失敗がだめなことじゃないかっておしえてあげるのたいせつ!!
器用に生きる手ほどきしたり
楽に生きた方が勝ちみたいな口先アドバイスしたり、
失敗するなと脅したり
ほんとそういうアホなことしないでほしい。
あと、妙な器用さは自分を人生の後半戦で苦しめるなあと感じてます。
ゼロから基礎力着くまでは根気がいる。
コツコツひたすら繰り返しをショートカットして器用に端折ると基礎力はつかない。
基礎力がいろいろないままなんとなく取り繕ったら、いろんなことが応用に展開できず深まらず、ある程度から深められない。
そうなると、満足感がなにをやってもない。
お子さんがおられる方は
お子さんが、どこでもなんでも案外器用にやれる場合、器用のリスクも周囲が把握しておいてあげた方がいいかも!
お子さんが人生で怪我しない最短距離を用意しちゃうと後々人間力の基礎力がなくて苦しむのはお子さんかもです。
無駄に苦労させるのもアレですけど。。。(ネグレクトとか、生命維持に不安を感じさせる貧困とか、夫婦間のトラブルの日常化とか、命の危険を感じる環境とか、、)
大人になって
好きをみつける以前に
好きってなに?私の好きアンテナどこ?ってところから始めるのはしんどいし、
大人になってからの挫折は怪我が下手したら致命傷になるし、
そして、挫折経験。
しつこいけど、どこかで真剣に壁に挑む受験、スポーツ、習い事、挫折は小さいものをたくさんたくさん若いうちにして挫折慣れして挫折を乗り越えるコツを掴ませて、成功体験つませないとあとあと失敗を恐れて無難な道を行く癖がつくと、必ず自分の人生の無難にもやもやしはじめる。
なにも、東大受験やインターハイ出場なんかじゃなくていい。
その子の実力よりちょっと上、頑張らないと到達しないけど頑張ったらいけるレベル設定大事!
子育てしてない私が言うのもなんですが、
長期的に、いろんな大人の本音を聞いて失敗具合もうまくいった具合もいろいろ見させていただいて、感じた事をピックアップしてみました。
大人になった私たちは
もう私は手遅れだとおもっちゃったらそれで試合終了なわけなので、、、(笑)
なんで親がちゃんと育ててくれなかったと怒ったところで宿命は受け入れなきゃ運命は動かないわけで、
我々は大人だか、自分で自分を育てなおすことができるのだから、
子供時代にやるより時間はかかるかもしれないけれど、、、
好き
挫折経験
基礎は端折らない
(守破離 端折るのは基礎ができてから)
➕
自分を客観的に見て、
自分や親や自分の属する環境の癖をしって、
癖で無意識に反応しないよう自分を常に見張って、
我を失ったらニュートラルに戻す、を細やかに調整して、
心を平安にする技術をみがいて、
ニュートラルな状態で意識的に選択する。
選択は不幸にならないための選択、負の感情からの選択をしない。
をコツコツやっていくのが結局近道だと思うんですよね。
お互いたのしみながら自分育てしてきましょー
掲載元:自分育て、子育て、
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