宇咲 愛(Ai Usaki)
下記の記事を見つけましたのでシェアさせていただきますどうも地元の日蓮宗さんの記事ですひとりの老人の功績を今に伝える五重塔まず向かったのは、宿と同じく真野地区にある妙宣寺。扁額にはこの寺を開いた人物の名「阿仏房」の文字が。阿仏房とは、佐渡で最初に日蓮聖人の信者となった人物です。「阿仏房は、順徳上皇に供奉して佐渡に渡った北面の武士でした」そう教えてくれたのは、住職の関上人です。「阿仏房は当時、熱心な念仏の信仰者で、崩御した天皇の成仏をひたすら願っていた。だから念仏を否定しているという日蓮とやらを切り捨てるつもりで、塚原を訪ねたんですな。しかし日蓮聖人のお人柄や深い知恵、そして自分の悟りの浅さを知り、改心したのです。その後、塚原へ足しげく通い食べ物を届けたりと献身的にお世話をしたことはとても有名です。この時、阿仏房は84歳。日蓮聖人がその後山梨県の身延山に移られても、91歳で亡くなるまで3度身延へと足を運んでいます。その交流はたった7年と短い期間でしたが、とても強い間柄で結ばれた師弟関係だったのですよ」佐渡から身延への道のりは、当時なら片道半月以上かかったはず。90代で訪ねるなんて、ものすごいガッツ……!なんだか阿仏房さん、一度決めたらやりぬくような、実直な方のようです続きをみる
『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』
掲載元:阿仏房ってどんな人だったの?
※各著作権は各ブログ運営者様に帰属します。