小池浩
何かをはじめようとするとき不安になる。 今まで持っていたものがなくなるとき不安になる。 今までとは違う環境に直面したとき不安になる。 そうすると動けなくなる。 動けなくなるから不安になる。 不安になるから動けない。 この負のループを打破するためにも逆から考えてみること。 動きたくないから不安を使っている。 それにまずは気づくだけでいい。 それから椅子を二つ用意して向かい合わせに座らせてみて。 これは心理学のエンプティチェアという手法なのですが、自分の中の本当の本当の本当の自分と会話する方法でもあります。 片方は今の自分もう片方は不安そのもの。 そして、目の前の不安に尋ねてみるんです。 「なぜあなたはそこにいるの？」「何を守ってくれているの？」 そうすると不安は、自分がいる意味、どうやってあなたを守ろうとしているのかを話してくれるでしょう。 「だって、新しい世界が 怖いんでしょう？ 動きたくないんだよね」 というかもしれないし 「昔、思い切って動いたら 大怪我したことがあったから 思い切ったことをしないように 続きをみる
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掲載元：すべての不幸のはじまりは「不安」かもしれない
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