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2025年11月20日、蠍座で迎える新月は、蠍座29度(正確には28度12分)というサインの最終地点近くで起こります。個人レベルでも集合意識レベルでも「終わり」と「刷新」が同時に交差するポイントであり、ここまで歩いてきた道のりを総括し、まったく新しい章へと踏み出す直前の、深く静かな境界線のような時間です。
最近の立て続けに起きる太陽フレアによって電磁的にも非常にダイナミックな時期と重なっています。これらは私たち人類の意識の進化を急速に加速させていると同時に、AI(人工知能)や VR(仮想現実)といった先端テクノロジーすべてが急速に発展していく時代状況などが起きています。また、洪水・ハリケーンなど極端な気象や地震活動の増加が強調されます。サイバー攻撃やネット詐欺・なりすましなども増えやすいので、私たちは地球を落ち着かせる意図を持ちつつ、金融・個人情報の管理には特に用心が必要です。
魚座29.48度で逆行中の海王星と牡牛座29.49でこれも逆行中の天王星がセクスタイル(60度)を形成していることで、内面でしか起こせない革命が強制的に進む配置となっています。
今回のチャートでは太陽と月がともに蠍座7ハウスにあり、同じく蠍座に位置する逆行中の水星と正確に重なるカジミとして新月が形成されています。蠍座の終盤というだけで十分に濃密ですが、今回は外惑星を含めた複数の天体がサイン末端に集まり、しかも逆行しているため、通常の新月よりもはるかに強く「内面的な再配置」が起きるタイミングとして示されています。
※ 占星術でいう「カジミ(Cazimi)」は、惑星が太陽の中心(太陽黄経)から0度00分〜0度17分以内に入り、「太陽のハートの中に入る」と表現される、とても特別な状態のことです。
ふつう惑星が太陽の近くにあると、その力は太陽光に焼かれて弱まると言われますが、カジミだけは例外で、
その惑星本来の力が最大限に祝福され、純粋でクリアな形で発揮される瞬間 とされます。
例えば、
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水星カジミ → 思考・情報・直感が研ぎ澄まされる
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金星カジミ → 愛・魅力・価値観が明晰になる
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火星カジミ → 意志力・行動力が純度高く働く
まるでその惑星が一瞬、太陽の中心から直接パワーを受け取るようなイメージです。
とても短い時間しか起きない“天のギフト”のような配置です。
蠍座29度のサビアンシンボルは、
「酋長に自分の子供たちの命ごいをするインディアンの女性」
An Indian squaw pleading to the chief for the lives of her children.
これは、古い価値や関係性が内的にはすでに死を迎えているにもかかわらず、まだそこにしがみついてしまう心理を象徴しています。しかしこの度数が新月で示すのは、単なる恐れや執着ではなく、深いレベルで「決別を受け入れる強さ」をつくるプロセスそのものです。
さらに、この度数には「祈り」や「赦し」といった高次の力への委ねの象徴が流れています。自分の願いを恐れずに表現し、内なる声を信じることが鍵となり、過去への執着を手放すための精神的なサポートを受け取ることができます。祈りや愛による「執り成し」は、自他を癒し、変容させる力を持つとされ、この度数が示す内的プロセスとも深く響き合っています。
今、踏み出そうとしている道は、過去の延長線ではなく、これまでの常識や前提を超えていく新しい領域です。だからこそ、完全に見えない未来に対して不安や抵抗が生まれるのは自然なことです。それでも、この新月は魂が本来進むべきルートへ確実に押し出してくれるような強い牽引力を放っているのです。
今回の新月は水星逆行とぴったり重なるため、心の奥底に沈んで固まっていた気持ちが言語化されやすく、また本当の願いが静寂の中から浮上してきます。普段なら無視してしまう内側のつぶやきや、魂の深部で何年も前から訴えていた声にようやく耳を傾けられるような感覚があるかもしれません。
思考そのものが蠍座化し、鋭さが増すと同時に、隠されていた記憶や感情が改めて光に触れ、理解し直されるような時間です。
水星逆行は見直し・再点検・再編集の時間ですが、蠍座の水星逆行は「魂レベルの方向性の見直し」を意味します。これまでの価値観や判断基準がまったく役に立たず、もっと深い真実に照らして人生を再編成していくような動きが、静かに内側で始まっています。
新月と木星(蟹座25度逆行)、土星(魚座25度逆行)、海王星(魚座29度逆行)は水のグランドトラインを形成し、さらに海王星は天王星(牡牛座29度逆行)とセクスタイルを取っています。これは「超水の時代」と呼べるほどの深い感情領域と霊的感受性の活性化を象徴し、無意識の流れが強く動き始めることを示しています。
蟹座木星が持つ寛容さ、魚座土星の霊的成熟、魚座海王星の無条件の愛の世界が蠍座新月に流れ込むため、人によっては涙があふれたり、心の堰が切れるように溢れ出す感覚が出ることもあります。これは壊れることではなく、浄化の最終段階です。水のグランドトラインは優しい流れをつくりますが、同時に逃げ場もありません。徹底して、正直に、嘘なく感情が洗い流され、やがて魂の奥に眠る「本来の自分」が姿を現します。
今回、もっとも強烈なアクセントを与えているのは天王星で、この新月と正確に近いオポジションです。牡牛座29度の天王星逆行は、「揺さぶりによって覚醒させる」という性質を最大限に発揮します。金融・不動産・食料・所有・身体といった牡牛座領域での価値観の揺らぎが実際の出来事として表れる可能性もありますし、心の内側では「安全や安定のために守ってきた殻」そのものが壊れることがあります。外から見ると混乱や変化に見えても、魂レベルから言えば、これは「本来の自分にとって不要な構造が壊れる」だけのことです。「脱皮」と「破壊」は蠍座新月の主要テーマですが、天王星がそこに関与すると、そのスピードと鮮烈さが一段階強まります。
「真実の時代」の始まりと暴露の始まり──すべてが光に照らされる‼
蠍座は「秘密」と「隠されたもの」、天王星は「電撃的な真実・覚醒」を象徴します。金融(蠍座–牡牛座軸)、性的なスキャンダル、隠し資金、医療や血液・免疫の問題など、多くの分野で真実が露わになる流れとなります。具体例として、2025年10月30日にチャールズ国王がアンドリュー王子の称号・栄誉・住居を剥奪したニュースが取り上げられました。今後数ヶ月、天王星がアルゴル近辺を通過するあいだ、他の権力者にも似た「脱落・失脚」が続くと見ることができます。
※ アルゴル(Algol)は、古代から「暴かれる力」を象徴すると言われる星で、牡牛座β星として知られる変光星です。ペルセウス神話に登場するメドゥーサの首に結びつけられ、「見たくない真実を突きつける星」と解釈されることもあります。光が周期的に暗くなる特徴から、人間の世界でも隠されたものの「露見」や「反転」、そして支配構造の崩壊を象徴するとも言われています。とくに権威や力を握る人物に対しては、隠れていた問題が急浮上し、世間の目の前に晒されるような強い象意を持つとされています。天王星がこの星の近くにあるとき、その働きはさらに電撃的で突発的なものとなり、予想外のスキャンダルや転落劇が起こりやすい、と占星術では読み解かれます。
この牡牛座29.49の天王星は海王星とセクスタイル(60度)を形成し、さらに木星と土星を巻き込んだ「水のグランドトライン+天王星のカイト」という大きな図形をつくっています。カイトは強い推進力を持ち、フォーカスする方向へ人生が引っ張られる形になります。今回の焦点は天王星です。つまり、変化は避けられないどころか、変化こそが人生全体を前へ進める推進力になるということです。これまでの安全地帯に固執していると、その殻のほうが先に壊れるような形で現実の出来事が動きます。蠍座と牡牛座はどちらも固定宮で、変わりたくない性質がありますが、今回の新月は「変わらないためには、変わる必要がある」ことを強く示しています。
チャートのハウスを見ると、ASCは牡牛座15度にあり、MCは山羊座15度。太陽・月・水星が7ハウスに位置しているため、人間関係やパートナーシップの領域で深い変容が進みます。誰かとの関係性が終わる、または形を変える、または意識の次元が変わるような「内的再編」が起こる可能性があります。表面的に何も起きていないように見えても、水面下では関係性のパワーバランスや心理構造が大きく組み替えられています。これは必ずしも別れを意味しませんが、役割や距離感、責任や期待の構造が変わることは多いでしょう。
金星は射手座8ハウスにあり、金星は水のグランドトラインに後から参加していく位置にいるため、自己価値・愛し方・受け取る力が深い領域で再定義されていきます。一方で冥王星は、集合意識の変容、ネットワークやコミュニティの崩壊と再生を示し、社会の中での自分の立ち位置が大きく変わる可能性を象徴しています。天王星がアルゴル近辺を通過する時期と重なることから、世界的にも権力者の失墜や、隠されていた情報の暴露が続くと考えられます。金融や政治、医療、メディア分野での隠された真実が表面化しやすい流れは、個人にも“誤魔化しの効かない真実を見せられる”という形で響きます。
土星と海王星は魚座の終盤でタイトに近づいており、この2天体は2026年2月に牡羊座0度で完全に重なります。1989年、ベルリンの壁崩壊や旧ソ連の崩壊を象徴したアスペクトと同じ組み合わせであり、「古い構造の終焉」を示す非常に大きなサイクルです。今回の新月では、この「終わりのピーク」の直前に位置しているため、あらゆる分野での崩壊・溶解・構造の解体が一段と鮮明になっていきます。それは個人の人生においても、社会全体においても、“もう維持できないものが浮き彫りになる”という形で現れます。
さらに現在話題となっている、3I/ATLASという銀河系外からの天体が2025年〜2026年にかけて太陽系を横切ることも、この時期の象徴的な背景として語られています。この天体は2025年11月に金星と、12月に地球と、2026年3月に木星と最接近し、その軌道が黄道面とほぼ一致していることから、「銀河レベルの意識進化のトリガー」として働いているという感覚があります。これは科学的な事実というより、霊的・象徴的な意味で、多くのスピリチュアルリーダーたちが同時期に「新しい意識の誕生」を語っている流れと一致しています。
11月20日の新月前後は、まさに「コクーン期間」の中心に位置し、外側の出来事よりも内側の状態が何よりも重要になります。瞑想、祈り、イメージング、ビジョニングはこの時期に非常に力を持ちます。外側はカオスに見えても、内側で静かに整えているものが、2026年以降の「行動フェーズ」で現実として立ち上がってくるためです。イルカやクジラ、レムリア的記憶、音や周波数療法など、“水”と関係するテーマが不思議と活性化していく人も多いでしょう。
全体として、今回の蠍座新月は「魂の脱皮の最終段階」であり、ここから先に持ち越せない意識・感情・価値観をすべて置いていくタイミングです。不安があっても、痛みがあっても、その裏には必ず「自由になるための解放」が働いています。
固定宮の緊張、天王星の振動、水のグランドトラインの深い流れ、水星逆行の再調整、そして外惑星たちのサイン末尾での静止。すべてが一つの方向へ向かっています。「もう二度と同じ流れには戻れない」という言葉の通り、私たち自身も世界も、この新月を境に確実に新しい段階へと移り始めます。
ここで起こる変化は恐れるものではなく、むしろ未来を開くための扉です。
静けさの中で、心の奥の声を丁寧に聞き取りながら、
この大きな転換期を迎えてください。まさにここから別次元への第一歩が始まります。
掲載元:11月20日新月のエネルギー:ここから別次元
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