ミラクルとは、予想をはるかに超えていくこと。

北の方角は水を表す方角で、平和、寒さ、内観、精神などを表し、フクロウや龍が司る包囲です。

インカのシャーマンは北にハチドリを呼び込みます。

ハチドリは、まるでできそうにもないと思うことを、できるように知恵を与えてくれる存在です。

そう、不可能を可能に変えるとき、私たちはハチドリのパワーを借りるとよいのです。

　　（オリャイタイタンボ駅で見かけたハチドリ）

さて、10年ほど前、テレビでノルウェー出身のアスリートのドキュメンタリーを見ました。

アルペンスキーのアクセル・スヴィンダル選手が、大事故で負った大怪我から復帰するリハビリ中、身体と心が適応していったというエピソードです。

もちろん強靭なメンタルを持っているからこそですが、人が生み出す奇跡に感動しました。

人は、戦場に行くときと同じように、大きく眼を見開き、恐れと、敬意と、絶対的な確信とをもって、知へおもむく。

知におもむくときも、戦場に行くときも、それ以外のどのような仕方で出かけていくのも間違いだ。

その間違いを犯したものは誰であれ、そのことを一生後悔して生きることになる。

大きく眼を見開くこと、恐れを持つこと、敬意を持つこと、絶対的な確信を持つこと。

人がこれら４つの必須条件をみたしたとき、最後の審判で申し開きをしなくてはならないような過ちなど存在しない。

—–（時の輪／カルロス・カスタネダ著　P18「絶対的な確信」より）

私たちは、絶対的な確信が欲しいと切望します。