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2022年8月27日、おとめ座新月。自分をいたわり、澄んだ心で現実を見る。

真木あかり氏 

2022年8月27日、おとめ座新月が起こります。今回はちょっと、メンタル面でもフィジカル面でも疲れや不調を感じている方が多いでしょうか。おとめ座が司るテーマのひとつは、心身の健康。折しも夏の疲れが出やすい時期ですから、しんどい方はまず、栄養をとって寝ましょうか。運を活かすにも体力は必要です。それをせずに「さ〜開運するぞ」と思っても、充電せずにスマホを使おうとするようなものです。どんなに素晴らしいアプリも、大事な交流も、まずは充電からですよね。

疲れたのは、頑張った証拠。元気が出ないのは、全力を出し切った証拠。だからこそ、まずはごはんと睡眠なんですね。

 

この新月は、あれこれと「調整」を行うタイミングです。家事にせよ仕事にせよ、増えすぎたタスクは減らすなり、ヘルプを出したりする。やらなくてもいいこと、惰性だけで続けてきたようなことは、思い切ってやめる。そうやって整えて、今後に向かっていくわけですね。

ここまでは毎年やってくるおとめ座新月と変わりないのですが、今回はふたご座に滞在する火星とハードな角度をとっているのがポイントかと思います。おとめ座といえば、批判精神に富んだ星と言われます。これは決してヒステリックに何かを否定して終わる、というものではなく、自分で責任を引き受けてなんとかする、という前提での批判精神です。

そこに「情熱と闘いの星」と呼ばれる火星がハードな角度をとるのです。火星が滞在するふたご座は、「良くないものには毅然と『良くないよ!』とダメ出しをしたい」星座です。はっきりさせることが大事なのです。学生のとき、試験問題やプリントの誤字をあげつらうような人はいなかったでしょうか。ちなみに古典の試験で「古典はコテンコテン」と落書きして呼び出しを食らったのは私ですが──なんてことはどうでもよくて、間違っているものは正さねばいけないのです。

 

このふたご座の火星が、おとめ座新月とハードな角度をとると、「カッときて楯突く」ようなことになりやすいかもしれません。その根底にあるのは「間違っているのはよくない」「ダメならダメと言うべきだ」という澄んだ心なのですが、それがけっこう厳しい言葉で「糾弾」といった印象になりがちです。相手が未熟な精神性の持ち主であれば、一触即発の状態になることもあるでしょう。いくら正しいことでも、澄んだ心からなされる指摘であっても、「なんだこの野郎」から始めれば即アウトレイジとなるわけですね。まあそこから始める人もいないと思いますが表へ出ろ(もう何がなんだか)。

 

申し上げるまでもないことですが、ケンカを売ることが大事なわけではありません。大事なのは、自分も人も、整っていることです。ベストな状態であることです。頭は冴えているわけですから、ちょっと「表現」のほうにも意識を向けていけると、観察力や洞察力も活かされやすいのかなと思います。または、周りの誰かに厳しいことを言われたなら、「やんのかコラ」と応じるよりも「何が、この人にこの言葉を言わせているんだろう?」と考えてみると、相手の思いを汲みやすいのだろうと思います。

きっと誰もが一生懸命なんです。でも、いつもいつも正しい選択ができることばかりでもなくって、人生は続いていきます。そんなときに、「それは違うよ」という声に、ハッと自分の正しさを取り戻すことができる人も、きっといるのでしょうね。

 

愛情を司る金星と、「制限と試練の星」と呼ばれる土星もまた、張り詰めたような角度をとっています。人を愛することを通して、自分を鍛えていく人もいらっしゃるのかもしれません。急がなくて大丈夫。時間をかけて、愛する力を鍛えていくつもりでいるとよさそうです。ただ、もしも直面しているその愛が、あなたらしさを押さえつけるものでしかないのなら、この新月のタイミングで、卒業を考えてみるのもまた、ひとつの道であろうと思います。大事なのは、あなたがあなたとして、すこやかに生きることです。押さえつけて隠されて、笑顔のやり方もしたかったこともわからなくなって生きることではないのですよね。もちろん、「それでもいい。この人と一緒にいたい」と思うのもまた人生です。納得して生きるなら、それはひとつの幸福のあり方でしょう。そのあたりの感情や思考の整理整頓も、しやすいだろうと思います。

どなたにとっても、よい新月でありますように。

 

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下半期の1/3が終わろうとしているのに何を言うかという感じですが、下半期運勢本が出ています。

 

(近況)

私はまったく記憶がないのですが、先日夜中、私がガバリと飛び起き「締切が$%#¥!ムニャ」とわけがわからないことを言ってバタリと寝てしまったそうです。一部始終を目撃した夫は「起こそうかどうか迷ったけど、多分本当に締切がやばかったら本能的に起きると思うのでそのままにした」とのこと。翌朝は普通に起きて仕事をしていたわけですが、何かの締切を忘れているのではないかと思って怖い今日この頃です。ちなみにかなり頻繁に寝言を言ったり笑ったりしているそうで、私は果たして休息できているのでしょうか(知らんがな)

掲載元:2022年8月27日、おとめ座新月。自分をいたわり、澄んだ心で現実を見る。
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